大阪・桜宮高校バスケットボール部の体罰・自殺事件から10年
10年前の今日2012年12月23日は、部活で体罰を受けた高校生が自殺した、所謂“大阪・桜宮高校バスケットボール部の体罰・自殺事件”があった日でした。朝日新聞ではこの節目の年として、部活の体罰問題の特集記事を連載しています。私も担当された編集委員から協力を依頼され、違う形で協力しています(直接紙面でコメントなどの掲載は無)。
この事件をきっかけに体罰に対し社会的な認識が変わりました。
ただ、スポーツ指導の体罰問題は根深く、まだまだ解決には時間がかかっているのが現状です。
4年前にPHP研究所の政治経済論壇誌“Voice”2018年5月号で、“スポーツに暴力は必要ない”と言う論考を寄稿しました。日本の部活指導の体罰問題の解決の一助となれば幸いです。