ジョージア工科大学の秋学期卒業式
この週末ジョージア工科大学は一足早く秋学期卒業式がありました。アメリカでは通常5月から6月に卒業式が行われますが、秋学期終了するこの時期にも卒業式が行われています。
アメリカでは通年採用・ジョブ型雇用が一般的ですので、卒業時期がいつであっても、その時にある求人(基本経験・職歴が必要)に対して、新卒者も応募することになりますので、卒業時期の問題ではなく、卒業までにどのような職歴を経験したかが重要です。アメリカでは日本の新卒一括採用のように、企業が新卒者に給料を支払い、手取り足取り仕事を教えることはありません。入社したら野球のように即バッターボックスに立って結果が求められます。バブル以降日本の企業が衰退していく一因にはそのあたりもあると感じます。
著書“日本の大学に入ると、なぜ人生を間違うのか(アメリカの成功者たちが大学時代に学んでいること)PHP研究所”では、ジョージア工科大学の事例をはじめ、アメリカのジョブ型雇用について詳しく取り上げています。
