心筋炎はワクチン接種の副反応より新型コロナ感染の後遺症の方が怖い | Yosh Yoshida~Think Outside The Box~

心筋炎はワクチン接種の副反応より新型コロナ感染の後遺症の方が怖い

新型コロナウイルス・新型肺炎のワクチン接種による心筋炎の副反応が取沙汰されています。主にモデルナ製ワクチンを接種した若い世代の男性に多く起こっているとのことで、まだ2回目接種が残っているからには、ファイザー製ワクチンを推奨し始めています。

 

 

知り合いの医師によると、心筋炎は風邪の後遺症でも発症するそうで、新型コロナウイルス・新型肺炎を含めたウイルス性の感染症では、後遺症として心筋炎を発症するケースは一般的のようです。また、ワクチン接種の副反応による心筋炎より、ウイルス感染の後遺症の心筋炎の方が、ダメージとしては大きいそうですので、コロナ禍で新型コロナウイルス・新型肺炎に感染された方は、心筋炎の後遺症があるのか検査されたほうが良いのかもしれません。実際昨年ドイツでは、新型コロナウイルス・新型肺炎に感染され、回復後された方にMRI検査を実施したところ、78%心臓に異常が見られ、60%が心筋炎を発症していた、というデータもあるそうです。

 

日本では感染するかどうか、感染しても重症化するかどうかに目が行きがちです。特に若者が感染しても軽症や無症状だから、とあまり後遺症まで注目されていません。半年以上後遺症に悩まされている方もいるそうですので、もっと後遺症にも目を向ける必要があります。