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仙台大学漕艇部でパワハラ
仙台大学の漕艇部で指導者のパワハラがあり、被害者の学生が損害賠償の提訴をしました。
日本のスポーツ界の体罰・パワハラ問題は中々改善されません。家庭での児童虐待や職場でもパワハラ問題が深刻で、虐待死やパワハラで自殺するケースも増えています。体罰やパワハラはスポーツ界に限ったことではなく、日本の社会問題と言っていいのでしょう。
昨年世界最大の人権NGOののヒューマン・ライツ・ウォッチが、日本のスポーツ界の暴力問題の調査報告書を公開しました。1年延期となった東京五輪・パラリンピックが開催される日本のスポーツ界で、暴力やパワハラを用いる指導がまかり通ることへ警笛を鳴らし、この国でオリンピックを開催する価値があるのか!と厳しい指摘をしています。
2年前読売新聞で日本のスポーツ界の暴力問題の特集記事が掲載され、私の考えを取り上げていただきました。
~“スポーツ界 パワハラ後絶たず 「昔の感覚」 引きずる指導者 編集委員の視点” 2019年11月11日 読売新聞夕刊~
3年前にPHP研究所の政治経済論壇誌“Voice”2018年5月号で、“スポーツに暴力は必要ない”と言う論考を寄稿しました。日本のスポーツ界が少しでも健全な状態になる一助となれば幸いです。
Voice 2018年5月号に寄稿した論考“スポーツに暴力は必要ない”は、PHP研究所HPにて公開されています。下記リンクから公開ページへ移動できます。