ハンドボールの宮崎大輔が逮捕 | Yosh Yoshida~Think Outside The Box~

ハンドボールの宮崎大輔が逮捕

ハンドボールの元日本代表の宮崎大輔が、女性への暴行容疑で逮捕されました。

 

 

今年は7月に世界最大の人権NGOのヒューマン・ライツ・ウォッチが、日本のスポーツ界に蔓延る暴力問題の調査報告書を公開しました。

 

 

この報告書は主に指導者の体罰に主眼が置かれていますが、選手は指導者の背中を見て育つ、アスリートも暴力的な要素を引き継ぐことになります。スポーツ界の指導者の体罰だけでなく、アスリートの暴力も深刻です。再発防止という“その場しのぎの念仏”や、とりあえずやっておこうという“アリバイ作りの研修”などは全く役に立ちません。

 

 

スポーツ界に蔓延る暴力問題にどう向き合い、健全化を図るのか、2年前にPHP研究所の政治経済論壇誌“Voice”2018年5月号に、“スポーツに暴力は必要ない”という論考を寄稿しました。

 

 

 

日本のスポーツ界が健全な状態になる上で、スポーツマンシップをきれいごとで終わらせず、スポーツ界全体がスポーツマンシップをもとにした健全化を進める必要があります。