市立尼崎高校でまたパワハラ事案
バレーボール部と野球部で体罰・パワハラ問題のあった市立尼崎高校で、今月陸上部でパワハラ事案が発生しました。
~市尼崎高陸上部顧問が暴言 聞き取りで認める 神戸新聞 NEXTより~
先週読売新聞で体罰・パワハラ問題の特集記事があり、少しコメントをさせていただきました。記事のタイトル“「昔の感覚」 引きずる指導者”にもあるように、自分の経験した指導法しか術がないと、いくらルールで体罰やパワハラを規制しても何の役にも立ちません。具体的に実践で取り組めるプログラムが必要です。
今週は関西大学アイススケート部の前監督の織田信成氏が、浜田美恵コーチから受けたモラハラで、濱田コーチを相手取って民事訴訟を起こしました。指導者-選手間だけでなく指導者間でもハラスメントが発生するリスクもあります。
日本のスポーツ界に蔓延る体罰やパワハラなどのハラスメントをどう解決するのか、昨年PHP研究所の政治経済論壇誌“Voice”2018年5月号に寄稿した論考“スポーツに暴力は必要ない”に詳しく取り上げています。
~“スポーツに暴力は必要ない” WEBVoice PHP Online “衆知”より~