東京五輪・パラリンピックまであと1年 | Yosh Yoshida~Think Outside The Box~

東京五輪・パラリンピックまであと1年

来年2020年に東京五輪・パラリンピックが開催されます。招致段階より開催費問題、特に大会後競技施設の活用がどうなるのか、負のレガシーとして税金投入し続けることにならないか、維持できず取り壊しにならないかなど、競技施設の維持・管理ができないのではと指摘する声も少なくありませんでした。

 

本日NHKのクローズアップ現代+でオリンピック競技施設のレガシー問題を取り上げます。

 

~おカネをどう生かす?東京五輪・パラ NHKクローズアップ現代+HPより~

 

2015年に執筆した著書“スポーツマネジメント論(アメリカの大学スポーツビジネスに学ぶ)昭和堂”は、オリンピック施設の大会後の維持・管理に何が必要か、ということをテーマの一つに、アメリカでは大学スポーツがその一役を担っている事例をもとに、日本でもスポーツが社会に支えられるのではなく、スポーツが社会を支える意義、税金依存にならず自立してスポーツ運営できる体制をどう実現するのか?、を取り上げました。

 

 

スポーツ庁の東京五輪:パラリンピックの担当部署、そして大学スポーツ改革“UNVAS(当時は日本版NCAA)”の担当部署など、複数の部署で参考文献といて取り上げていただきました。大学のスポーツマネジメント論の授業のテキストとして、学生たちも“学生版国への提言”の製作に活用しています。

 

 

昨年は様々な不祥事で日本のスポーツ界が激震に揺れ続けました。スポーツ界の健全化と自立した運営体制を確立するうえで、著書がお役に立てれば幸いです。