紙の銀行通帳がなくなるのか??? | Yosh Yoshida~Think Outside The Box~

紙の銀行通帳がなくなるのか???


大手銀行では長年使用されてきた紙の銀行通帳を見直す動きがあるようです。日銀のマイナス金利政策の影響など、収益が悪化していることが要因とのことです。

~大手銀「通帳前提」サービス見直し 維持管理費の削減で検討 預金者反発も SankeiBiz~

海外の銀行といえば、私は以前アメリカ・シアトルに住んでいたので、地元の銀行で口座がありました。今も口座は残っています。日本のような銀行通帳はなく、毎月口座の残高票が郵送されてきました。日本に帰ってからもアメリカから毎月残高票が送られてきたのですが、経費の関係もあって残高票の郵送が有料になったこともあり、ネットバンキングの登録で残高票郵送を無くすと、口座維持費が無料になりました。アメリカの銀行なのですぐ変更できず、渡米までしばらくの間口座維持費が引かれていたのですが、その後の渡米時に変更し、それ以降は口座維持費はとられていません。
日本の銀行との違いといえば、アメリカでは個人でも小切手帳が持てて、スーパーマーケットをはじめ町の店での買い物や、電気・電話などの公共料金も、小切手支払いができました。また、友人とのお金のやり取りも、現金ではなく小切手を使用することもありました。

日本の銀行もAIの時代、フィンテックなる新しい仕組みが登場して、これまで通りの銀行業務では成り立たなくなるので、海外の事例を基にいかに経費削減をして、経営を安定させていくのか、生き残りをかけていろいろ模索が続いていきます。

~シアトルに住んでいたころ使っていたバンク・オブ・アメリカの個人小切手帳~


~ワシントン大学近郊にあるバンク・オブ・アメリカの支店~