競泳日本代表平井監督の苦悩・日本代表暴力問題から | Yosh Yoshida~Think Outside The Box~

競泳日本代表平井監督の苦悩・日本代表暴力問題から


競泳日本代表の監督で2大会連続オリンピック2冠の北島康介選手や、現日本代表のエース萩野公介選手を指導する日本水泳連盟の平井伯昌競泳委員長は、先日報道された競泳日本代表合宿で起こった小関也朱篤、天井翼両選手間の暴力問題で、監督の責任についても言及されています。

~水泳連盟・平井競泳委員長 小関の暴行問題謝罪「僕らの監督責任も大きい」 スポーツニッポンより~

平井監督といえば昨年の世界水泳の後、日本水泳陣の不振について、“必要なのは総合力。人間力を含め強化しないといけない”と分析、特に萩野選手を破り優勝したケイリシュなど、米国の選手は大学時代は学業優先や練習時間・競技シーズンが制限された結果、社会人になって練習量も増え記録が一気に向上する傾向に、
優勝したケイリシュら米国の選手は大学時代は学業優先で練習時間が制限されるが、社会人になって練習量も増えると記録が一気に向上する傾向
優勝したケイリシュら米国の選手は大学時代は学業優先で練習時間が制限されるが、社会人になって練習量も増えると記録が一気に向上する傾向
優勝したケイリシュら米国の選手は大学時代は学業優先で練習時間が制限されるが、社会人になって練習量も増えると記録が一気に向上する傾向
“米国は学業も重視し、人間としての成長(人間力の向上)も考えている
米国は学業も重視し、人間としての成長も考えている
”ことに着目されていました。

競技指導だけでなく人間力を高めるアスリート教育・プログラムの整備は、様々な課題を抱える日本のスポーツ界には大きなチャレンジとなります。

平井監督の世界水泳の総括として、“萩野ほど練習を頑張る選手はいない。水泳を取ったら何の魅力もない人間になってほしくない
萩野ほど練習を頑張る選手はいない。水泳を取ったら何の魅力もない人間になってほしくない
”、と締めくくられていました。水泳界では今回の暴力問題だけでなく、ドーピング陽性反応の出た選手も出ていますので、組織としての在り方も含め、大きな視点で改革が必要なのかもしれません。