つー訳で、この曲も訳してみました。ちょっとファンキっぽいリズムの曲。お洒落なPVで、曲もカワイイし、気に入ってます。

 割と、簡単な文章と単語でしたん。しかし、バイーアのAxeなどの歌詞は、口語かつ、えらい独特な文章なので、昔から苦手感が強くて、それがいまだに消えない…。バイーアっぽい言い方とか、口調とかあって。ヂリアが多くても、まだリオのサンバの歌詞の方が、馴染みやすいと常々思います。バイーアの音楽も、少しは聞いてたけど、あまり詳しい知識がないんですよね~。バイーアマニアの方なら、馴染みがあると思うけど…。なので、これも、かなり適当な訳ですが。でも、バイーアの曲とか歌詞は、クセになる感じがあります。リオのルーツ系サンバだと、えらい文学的な歌詞とかもあるんだけど(パゴージでも、そういう歌詞もあるし)、バイーアの場合は、すごくフランクな、普段着の言葉使いと、内容で、そこにバイーアっぽいモチーフを織り込んで、露骨でない感じのお国自慢が、結構あります。

 aeは、Axeとかでよく使われて、aiの事だと思うけど、「ここで」(※aiは、口語では、「ここで」の意味に転用される事が多い)「今」という意味の他に、言葉の調子を整える為にも、よく使われてる気がする。mantarとか、Meterとかbotarとかは、こういうくだけた口語の歌で、多用されるのでよく見ます。その時によって、色々ニュアンスが変わる気が。

 この曲のスタイルもたわいもない歌詞で、サンバの歌詞でもそうだけど、こういう感じの歌詞がよくあって、サンバのあるタイプの歌詞のパターンの1つで、バイーアのサンバ(?)、Axeも、そういう歌詞のパターンがあるんだなーと、感慨深かったり…。キレイなあの子が、騒動を起こすヤバい子だよ、的な話を面白おかしく語る歌詞があるんですよ、サンバでも。昨日訳したAi Ai Aiも、そういうバイーアによくある歌詞のパターンっぽい気がする。たわいもない歌詞で、あんま内容は無いんですよね、そういう歌って。例えば、日本の演歌で、海の男の男気を謳う歌詞のパターンとか、そういうパターンみたいなやつがサンバとかAxeとかにもあるんです。

 

Harmonia do Samba - Malandrinha (Clipe Oficial)

 

 

 

 

Malandrinha

 

さあ、パゴダンやろうぜ

さあ、パゴダンやろうぜ

 

ほら!来たぞ、友達と引き起こす

ほら!自分のポジティブなバイブを楽しんでる

ほら!魅力的で、ちょっと変わってて、セクシーなんだ   envolvente魅力する

ほら!ほら!あの標識の角っこの所が目立ってるぞ     posto標識、場所

今日は、また、分厚い壁も振動させるだろうよ      paredão大壁

ほら!誰も、あの娘を落ち着かせる事はできねえぞ

 

ヤクザなギャルが

ダンスを扇動して、礼儀正しさを失わせる  linha規範、礼儀正しさ

ヤクザなギャルが

ダンスを扇動して、礼儀正しさを失わせる

 

さあ、パゴダンやろうぜ

さあ、パゴダンやろうぜ

 

ヤクザなギャルが

ダンスを扇動して、礼儀正しさを失わせる   

ヤクザなギャルが

ダンスを扇動して、礼儀正しさを失わせる

 

終わったと思っただろ?

だけど、さあ今だ!

踊れ、踊れ、踊れ

踊れ、踊れ、踊れ

踊れ、踊れ、踊れ

 

 

 

Malandrinha

 

Bota pagodão aê
Bota pagodão aê

 

Tá! Chegando, causando com as amigas  causar引き起こす、もたらす
Tá! Curtindo sua vibe positiva
Tá! Tá envolvente, tá diferente, tá sensual
Tá, tá, tá, tá! Marcando um esqueminha lá no posto
Tá! Hoje vai rolar paredão de novo
Tá! Ninguém segura essa menina

 

Malandrinha
Metendo dança, perdendo a linha
Malandrinha
Metendo dança, perdendo a linha

 

Bota pagodão aê
Bota pagodão aê

 

Malandrinha
Metendo dança, perdendo a linha
Malandrinha
Metendo dança, perdendo a linha

 

Você pensou que acabou?
Mas é agora!
Joga, joga, joga
Joga, joga, joga
Joga, joga, joga