これも、Japaoというフレーズが出てくるので、訳したいなーと思ってたんだった。Notato Buzarの曲。チャーリーブラウンという単語は、スヌーピーの彼の事だけど、アメリカ(人)を指す感じで、よくブラジルの昔の曲で使われてたんですよ。

 日本では、話題になった事がないけど、サンバのBenito  di Paulaの大ヒット曲に、「チャーリーブラウン」という曲があって、アメリカとブラジルの事を揶揄した歌詞だったので、ずっと気になってる。チャーリーブラウンって、Gringoみたいな意味もあるんかな?と思ったり。wikiによると、Benitoがピーナッツを読んで、チャーリーブラウンのキャラが気に入って…とか書いてあるけど(漠然とした説明で分かりにくかった。漫画を読んで感銘を受けた話だけで…)。ググったけど、チャーリーブラウンが、米国人を意味するとは聞かないけど、そっちの曲では、そういうニュアンスもあるかも?。というか、Benito di Paulaの「Charie Brown」と同じ年に作られたので、多分、Benito di Paulaのチャーリーブラウンに影響を受けて、作られた曲かも。

 

 

 

 Reveracaoのライブでゲストでこの曲を歌った時の動画。この時、70歳位なんだけど、超恰好いー。マランドロな味で、観客も大うけ。Xandeを凌駕するほどの勢いで。Heitor dos PrazerのAquarela do Brasilみたいな、サンバ・イザルタサァンっぽい、ブラジルの名物を羅列していく歌。チャーリー・ブラウンに、ブラジルを紹介してあげると、ブラジル風物を歌い上げていく。

一番最後の曲です。日本で有名なのは、Retalhos de Cetimですな。

Grupo Revelação, Benito Di Paula - Além De Tudo / Retalhos De Cetim / 

 

 

 この曲もBenito di Paulaの75年のサンバホッキのめちゃ恰好いい傑作アルバム、Brasil Som 75収録だけど、確か、Nonato BuzarのNonato Buzar e o Pais Tropical Via Paris収録曲と同じ録音だった記憶が…。今手元に、Brasil Som 75が無いので。他のWandoの曲(めちゃ恰好いい、サンバホッキの有名定番曲)も、Wandoのアルバム収録曲と同じ曲だったし。他にも、エリゼッチの曲とか収録。

 

 Japaoと聞こえた歌詞は、つい気になって訳したくなる。が、Japaoと出てくるけど、日本がテーマの曲ではなく、タイトルにもフランス語がつかわれてるように、ごっちかというと、フランスとか米国など、世界でブラジル文化が普遍的になるさ!、ブラジル文化が、世界中でユニバーサルな存在になってほしい、という願望がを謳った曲。まだ当時は、軍事独裁政権だったので、ブラジル文化の優位性を、世界に広げて、国威発揚するような歌詞も、まあ、サンバの歌詞とかでは、割とあったので、そんな事も思い出したり…。ブラジル人が好きな純粋なお国自慢、という面もあると思うけど。ジョルジ・ベンのPais Toropicalの歌詞とか、あの時代、70年代半ばは、そういう歌詞が多かった気がする。この歌詞も、ブラジル絶賛、ブラジル人が外国人にウケる描写というだけで、たわいもない歌詞な気がする。

 アルバムタイトルの「75」は、セルジオ・メンデスのブラジル65みたいに、当時の流行りの表現だったみたいで。70年代半ば前後に、よくブラジルの曲のタイトルでも、使われてた。

 

dar no peの意味をググったら、次の説明が。

Ir embora, sair sem que ninguém perceba; partir: aproveitou que foram cantar o parabéns e deu no pé.
逃げる、こっそり去る、

 

 

 

 

こちらの1曲目。

Nonato Buzar - LP Nonato Buzar e o Pais Tropical Via Paris - Album Com

 

 

Juでググって、思い出して、こんなサイトを。

 

 

こんなサイトを発見。便利そう。

 

 

Mon Ami João 

 

チャーリーブラウン、今、君は気づくのさ

彼は、我々の国を知るために、招待されたんだ

好感を感じて、ユニバーサルな存在にしようと決めた

私の友達ジョアンを輸入する事も!  ×2

 

私の友達ジョアン

(やあ、ブリジッド・バルドーは、すでにあなたの妻さ!)

私の友達ジョアン!

(やあ、ようこそ、ジョン、きみが好きだよ)  ←英語では、Joao=Johnなので。

私の友達ジョアン!

(やあ、フアン、闘牛士!)     ←スペイン語パート

君は、日本でも有名になるぞ!

 

私の友達ジョアン!

(やあ、スウェーデンのヨハンは、っこっそり逃げるだろうさ!)

私の友達ジョアン!

(やあ、サント・ロペでは、全てが気ままだよ!)

私の友達ジョアン!

(やあ、観客を見て!ジョアン、ジョアン、ジュー)  ※ジュー=愛称

私の友達ジョアン!

(やあ、君は、日本でも有名になるぞ!)

 

私の友達ジョアン!

(やあ、君は、ジャクリーンの仲介者になれる!)

私の友達ジョアン!

(やあ、愛してる、愛してるジーン!)   フランス語のJean=Joao

私の友達ジョアン!

(やあ、ようこそジョアン!)    ←スペイン語

君は、日本でも有名になるぞ!

 

私の友達ジョアン!

(ジョアン、あなたはとっても素敵!) ジリアのBarataに素敵の意があったような

私の友達ジョアン!

(きみ、世界を駆け巡れ!)

(観客を見て!ジョアン、ジョアン、ジュー)  ※ジュー=愛称の事かな

私の友達ジョアン!

(君は、日本でも有名になるぞ!)

 

 

 

Mon Ami João 

 

Agora que você conhece Charlie Brown
O convidado a conhecer nossa nação
Achei legal e resolvi também tornar universal
E exportar mon ami João!

Agora que você conhece Charlie Brown
O convidado a conhecer nossa nação
Achei legal e resolvi também tornar universal
E exportar mon ami João!

 

Ê, mon ami João!
(Briggite Bardot et déjà femme de toi!)
Ê, mon ami João!
(Welcome, I love you John)
Ê, mon ami João!
(Juan, el toredor)
Você vai ser famoso até no Japão!

 

Ê, mon ami João!
(Johann na Suécia vai dar mó pé, malandro!)
Ê, mon ami João!
(Em St. Tropez fica todo mundo à vontade!)
Ê, mon ami João!
(Olha a galera! João João Ju!)
Você vai ser famoso até no Japão!

 

Ê, mon ami joão!
(Você pode ser o terceiro de Jacqueline!)   terceiro=調停者、仲介者
Ê, mon ami João!
(Je t'aime, je t'aime Jean!)
Ê, mon ami João!
(Bienvenuto João!)
Você vai ser famoso até no Japão!

 

Ê, mon ami João!
(João você é um baratão!)
Ê, mon ami João!
(Vamo' correr o mundo, malandro!) correr mundo世界を駆け巡る、広がる
Ê, mon ami João!
(Olha a galera! João João Ju!)
Você vai ser famoso até no Japão!