久々に、ルル・サントスの旧譜を聞き返してみて、歌詞の面白いのに、へ~と思ったり。元々、皮肉っぽい、けっこう捻りのある歌詞を作ってたとは知ってたけども。これは、「デリート」というタイトルと、歌詞の内容が面白くて、訳してみようと思った。ルルにしては、結構分かり易い。ルルの言葉使い、なかなか面白い。あまり、陳腐ではない文意も良いし。やっぱ、ロック世代的でもあるのかな?。韻も、Djavan、Jorge Benと並びそうな位、恰好いい気がする。
最初に買ったアルバム、カレンダリオを聞き返してみて、名盤!、と唸った。第5次(実際は、何次かは不明~)辺りのルル・サントスブームが到来、って感じ。
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誰もが、繰り返す必要のない、
犠牲者の役なんて、少しも果たさなくていいような、
自分の問題を抱えている
それは風車の臼なのさ
君が見る、幻影だよ
富裕の幻想
栄光のファンタジー
さて、知りたいかい?
僕は君をデリートした
ハードディスクから、消してしまった
プログラムの中の、ビールスを消去したよ
説明も無いままに
君のアーカイブは、
あっという間に、メモリから消えていく
人は、自分のシステムを持っている
何も競争し続ける事ないぜ
進んで、愚鈍な奴になることはないよ
頭ん中のキマイラ(想像の産物)なのさ
君が信じたがる、モンスターなんだよ
さて、知りたいかい?
僕は君をデリートした
ハードディスクから、消してしまった
プログラムの中の、ビールスを消去したよ
説明も無いままに
君のアーカイブは、
あっという間に、メモリから消えていく