突然、ホベルト・カルロスの曲の歌詞に、興味が出たので、数曲ですが訳してみてる所。前から、何曲か訳した事はあったけど。ブラジル人の世界観が詰まってそうな感じで、色んな意味で、興味深い感じ。

カエターノが、「Tropicalia」の歌詞の中でこの曲の一節、というか、タイトルを引用していたので、気になってたんだった。タイトルは、「全て地獄へ行ってくれ(と俺は望む)」。最初に65年にシングルとして出された曲だそうで、wikiには、アメリカに居る恋人を思って書かれた歌、と書かれてたけど、時代背景を考えると、一人称な所が、ちょっとメッセージが込められてるのか?、と思ってしまったり…。うーむ。って、日本の詩もだけど、詩の文法って難しいな…。「だけど、何もかも、地獄へ落ちるがいい」は、カエターノの「トロピカリア」の、国安さんの日本語訳に影響されてしまいました・・・。よく分からない所があったんで、かなり適当です。皆が知ってる曲なので、間違えてたら恥ずかしいな・・・。


Quero que va tudo pro inferno

空の青に匹敵するように、 
太陽は、ずっと輝いている           
もし、君が来ないとしても
僕は君を待ち続けるだろうか?           
僕は、君を、ただ、僕の心の中に所有しているだけ
そして、君が近くに居ない事で、     
僕は、大変に苦しいんだ       
君が必要なんだ
この冬の寒さの中で、僕を暖めてくれる君が       
だけど、何もかも、地獄へ落ちるがいい    

中流青年の、僕の気ままな暮らしに、匹敵するように、 
僕は、自分の車に乗り込むと、
孤独で、僕は苦痛を感じるんだろうか?   
俺が居るのが、どこであろうと、   
全てが、ものすごい悲しみに満ちてるんだ
僕は面白くないんだ       
もう、ここにある全ての事が  

君が必要なんだ
この冬の寒さの中で、僕を暖めてくれる君が
だけど、何もかも、地獄へ落ちるがいい

もう耐えられないよ               
君は、僕から遠く離れてる
僕は、死にたくもなるって
こんな風に暮らしていると
ただ君が必要なんだ
この冬の寒さの中で、僕を暖めてくれる君が
だけど、何もかも、地獄へ落ちるがいい
何もかも、地獄へ落ちるがいい