首相の諮問により、東日本大震災からの復興方針、復興
ビジョンを取りまとめるために、復興構想会議がスタート
しましたが、これ、ホントに大変な仕事ですね。
早くも、「意味ない」とか、「まとまるわけがない」とか、
「時間の無駄」、「復興がかえって遅れる」とか、辛らつ
なコメントがネットやメディアで流れています。
自分だったら、逃げ出したくなるような状況です。
イオキベ議長は、これをどうとりまとめるのでしょうか?
自分としては、最初っから批判するのではなく、好意的に、
期待して、応援しながら、ときには参加しながら、当事者
の意識を忘れずに、注視していきたいと思っています。
復興税のことなど、意見を出せる機会があれば、自分でも
出したいなあと思うこともあります。
これから議論がすすめば、様々な場面で
「被災地主導」対「中央主導」の
構図が浮き上がってくるでしょう。
バランスの問題ですが、「被災地主体の復興を基本
としつつ、国としての全体計画をつくる」という
基本方針を掲げているので、ベースは被災地主導
ということになるのでしょう。
それでも、「もうそこに住んではダメです」と
言わなければいけない場面もあるはずなので、
これはほんとに大変です。
第1回会合の公表資料をみて印象的だったのは、
イオキベ議長をはじめとした多くの委員が、
海外の国々をとても強く意識している点でした。
今回の震災発生後には、世界中の国々が日本に対して
支援を表明してくれ、暖かいメッセージを送ってくれ
ました。
会議の委員の方々が、こうした海外の国々との
つながりを重視し、海外への情報発信を極めて
重要な事項としてとらえているのです
これはいいことだと思いました。
いずれにしても、この復興構想会議は、被災された
東北だけの問題を議論する場ではなく、関東も関西も
四国も、九州も、北海道も、沖縄も、わたしたち
日本人全員が共有すべき問題を議論する場になります。
それくらい重要な会議だということをもっともっと
メディアが伝えてくれればいいのにと思います。
会議の情報は以下のホームページに掲載されています。
http://www.cas.go.jp/jp/fukkou/
国が財源を手当てするということは、税金、国債など
の形で、わたしたち国民ひとりひとりが負担することに
なります。
「日本で発生する大地震はこれで終りでしょうか?」
そんなことはありえないので、そう考えれば、次に
くる巨大地震のことも想定して、財源負担の問題を
考えていかなければなりません。
田中角栄ではありませんが、日本列島改造論的な
構想力が今必要とされている気がします。
今のまま、人やモノや情報が、すべて東京に集中して
いていいのか?という議論があってもいいでしょう。
東北の復興を、東北だけの問題にせず、日本列島
改造につなげていく好機と考えられないでしょうか。
復興構想会議、ぜひ多くの人に当事者意識をもって
見守ってもらいたいと思います。
http://www.cas.go.jp/jp/fukkou/