芸術の秋。

なので今日は絵の話をしようと思います。

私は絵をじっくり見たりする機会がなかなかにないもので、そのうえ美術に関してはセンスがまるで足りず、それこそ中学時代の美術の成績がどうがんばっても5段階中の2だったこともあり、美術全般に関してはとてつもなく疎遠です。

しかしひとりだけどうしても頭からこびりついて離れない画家がいます。

石田徹也氏です。

以前深夜に石田氏のドキュメント番組を見て、彼の作品を見たときのインパクトは本当にとてつもないものでした。

少し小さいですが参考に一枚画像を。
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(確か「荷物」という作品名だったかな)

まずストレートに「気持ち悪い」と感じてしまうのではないでしょうか。

独特のタッチ。
人とおぼしきものの表情。
人間であるのか、はたまた物なのか。

人の中にあるくすみきったような不安、殻に閉じこもった若者の中身、乱雑さを隠しきれない。
そんな人の持つ内向的な面を、まるで物ように扱われている人間を通して表現しているように私は感じました。

なので絵を見て「気持ち悪い」と感じた人はそれが自分の中にも流れていると考えてしまいそうになります。

主に石田氏はいわゆるロストジェネレーション世代(就職氷河期とされ、フリーターやニート予備軍が急増した世代)に向けたメッセージ性の強い作品を描いていました。

残念ながら2005年に踏み切り事故によって亡くなってしまいましたが、今なお彼の作品を支持する若者は多いと聞いています。

五回忌である今年は作品集などもでています。
『石田徹也全作品集』

なかなか値は張りますが、今の時代だからこそ見て何を感じるのか。

特に若い世代に見て欲しい作品集です。
私が生涯で最も好きな映画を紹介します。
大学のレポートでこれを題材にするくらい大好きな映画です。

『セブン』
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キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした猟期連続殺人事件が発生。
事件を捜査する二人の刑事が行き着いた驚愕の結末とは…
言わずと知れた傑作サスペンス。

昔TVでやっていたときに暇だった私はぼーっとこの映画を眺める程度に見ていました。

しかし
気づいたときにはいつの間にかそのシリアスな展開に引き込まれていました。

この映画の持つ独特の雰囲気は本当に見るものを惹きつけます。

そして最後に待つ結末…
このラストを超える映画は未だに見たことがありません。
言うなれば、「巧みに仕組まれた罠」とでも言いましょうか。

同時にこの映画では人間の欲深さというものがテーマになっています。
登場人物ひとりひとりのセリフにも注目していただきたい。
有名人が著者である本でもうひとつ紹介したい作品がひとつ。

『神はテーブルクロス』
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元格闘家の須藤元気氏が執筆したエッセイ集です。

この作品では須藤氏自信の数奇で思わず笑ってしまうような経験を四季ごとにわけ、その中から人生を豊かにする幸福のエッセンスを彼独自のスピリチュアリズムや哲学論を通して見いだし、綴っています。

哲学論と言っても決して難しい話ではありません。
文章は読みやすく、読みすすめるうちに必ず読者を納得させるキーワードが見つかるはずです。

ポジティブになりたい時、頭の中を空っぽにしてリラックスして読みたい作品です。

私の高校時代からの友人に「おもしろいから」と勧められたのがきっかけでした。

思えば彼は格闘フリークで中でも須藤元気が大好きで、今ではプロテストに合格し、プロボクサーだったりします。

「チャンスをつかまえるポイントは思いたったときに行動することである」
※同作から引用

そんな友人にぴったりなフレーズでした。