霧がかった空は
嘘のように晴れて

淀んで底の見えない泉は
透き通るように美しく

迷宮に迷い込んでいた僕は
やっとゴールに辿りつく

悩んで悩んだ先
ふと 思い出したかのように
道は開かれるから

だから僕は、
生きることをやめられない
君の体温が近くにある
たったそれだけ

たったそれだけで、
アタシは救われているのです

荒んだ心を洗い流して、
彩りのない世界に色が咲き
アタシの瞳に
綻んだ笑顔の君が映る

そうして、
ただ 君を愛している
真っさらな自分だけが残るのです
もう随分と
時は経ってしまったけど

たまにね、
何かが胸中を駆け抜けて
君を捜す僕がいる


こんなに時間が経った今も
この込み上げる感情を
あの頃と
同じ名前で呼ぶのでしょうか?

まだ「恋」と、
そう呼んでも良いのでしょうか?