超晴天の日曜日、西日本最高峰の石鎚山に登ってきた。
とにかく景色の透明感が凄い!
テンションマックスといきたいところだが、僕は二日酔いマックスで虫の息である。
石鎚登山の前夜、心のブレーキが壊れてしまい、飲み過ぎてしまったのだ。(スタンダード)
同行のM先生と僕の奥さんは、一定のリズムで淡々と歩いていくその後ろを、フラフラしながらも必死でついて行く。
たまに写真を撮るという休憩をとると、M先生と奥さんは視界から消えてしまう。
実は昨年もこのメンバーで石鎚山アタックを敢行していて、M先生は何度も、奥さんは子供の頃遠足で、そして僕は初挑戦であったが、素晴らしい晴天に恵まれ、素晴らしい景色を思い出に刻み込むことができた。
ただ、準備不足というか無知というか、奥さんはスニーカー、僕はというとレッドウイングのセッターにジーパンという出立ち、ベテランさんが二度見するほど普段着ぶり。
奥さんも僕も、登山翌日の足の疲労感がヤバかった。
その反省を踏まえて、今回は登山用の靴を購入し、石鎚山に挑んだのである。
結果から言うと、登山靴スゲ〜〜!
疲労感が全く違う! 昨年は足が超筋肉痛になって数日苦労したけど、今回は足のダメージはゼロである。(個人の感想です)
登山道の紅葉はすでに終わっていたが、この青空が枯れ始めた山を美しく演出、感動の景観である。
日陰には残雪。これがカチコチでかなり滑る。
一応アイゼンも携帯してたけど、なんとか登山靴でクリアできた。
二日酔いと戦うこと2時間半、登頂成功!
頂上には神社があり、御神体が祀られている。
ちなみにここの標高は1974メートル。この神社の正面に見える天狗岳こそが1982メートルで西日本最高峰の頂きになるのだ。
この天狗岳へは切り立った崖の尾根を行く超危険
なルートである。
昨年は眺めただけだったが、今年は行ってみたいと奥さんが言い出した。
僕は仕事柄少々高いところは平気だけど、山を舐めてはいけない。
奥さんにもしものことがあってはいけないと思い、少し反対したのだが、行きたいと言う奥さんのキラキラした目に負けてしまった。
いざっ!
天狗岳にチャレンジするのである。
続く。