春、サクラ、お花見である。
仕事関係でお付き合いのある会社の花見にお呼ばれ。会場は道後公園だ。
会場に着くと人、人、人! 土曜日ということと、サクラの見頃が重なり、地盤沈下しそうなほど人間がいる。
用意された席に座り乾杯! しかも生ビール!
ウメ~っ! といきたいところだが、この日は冷え込み、さみ~っ!!である。
春らしく薄着で来てしまった僕は、ぶるぶる震えながら飲む。頭の中は「帰りたい」一色である。
我慢すること3時間、御開き かと思いきや道後のクラブ? スナック? そんな感じのお店で2次会。
この日僕は、朝3時半起床で仕事してたため、エネルギーは風前の灯火である。
極寒のお花見会場から、暖かい店内に入ると一気に睡魔が襲ってくる。
もう僕の脳は、暖かい布団で眠る自分の姿しか想像できない状態に...
脱走を試みるが、あえなく失敗。
そして逃げられないように両腕を極められ、タクシーに詰め込まれ街へ。
そのまま、キャバクラ、バー、バー、キャバクラとはしご酒。シメのラーメンを食べ終わると、空はうっすら明るくなっていた。
起床してから26時間戦いぬいた僕は、フラフラになりながら家に帰り、泥のように眠るのであった。
寒くて震えながらのお花見だったけど、
やはり、サクラの花は美しく、感動をいただいたのである。
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