『共感』することが大事なのはわかってる…だけどうまくいかないと感じる時 | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

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『女優メソッド』で発達障害の子育てに自信が持てる!を提唱しています。
大西りつ子です。




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【『共感』することが大事なのはわかってる…だけどうまくいかないと感じるとき】








発達特性がある子への
基本的な効果的な対応には
『K』


肯定的

構造化

興味の幅を広げる工夫

聞かせるプラスの見える化

共感

言葉は少なく落ち着いた声で穏やかに


があると考えています。






中でも
共感すること、

これが
なかなかに難しいとおっしゃるお母さんの声を
よくお聞きします。






今日は

共感する

これについて少し深く掘り下げてみようかと思います。





***

年長さんの自閉症の診断がある息子さんを育てる
あるお母さん、


ペアレントトレーニングも受けられたことがあるとのことでした。




『共感するっていうのが大事だとわかったけれど、共感しても子どもが余計に怒りだすんです…』



と、
怒りっぽさがある
お子さんへの対応にお悩みでした。






詳しくお話をお聞きすると、

その息子さんは葉っぱが怖いとのこと。



風が強い日に外に出ると、

決まって不安定さが増して
不安からパニックになることがあり、

いくら共感しても
収まらなくて、
手を焼いておられるようでした。





もう少し深く聞いていくと、

葉っぱが動く様子を怖がり
怒り出す息子さんに対して、


お母さんがかけておられた言葉は

「葉っぱは怖くないから大丈夫!」
「ワルさしないからサヨナラ言おうね!」

というようなことだとおっしゃっていました。





優しい口調で
あったかい言葉を
丁寧にかけておられました。




ところが、
その言葉に対してお子さんは

ますます怒り出してしまうとのこと。







では何がお子さんのパニックを
増幅させていたのでしょう。





実は
お母さんが『共感』だと思って
かけておられた丁寧な言葉がけは、


『共感』ではなく


それがかえって

お子さんの安心から遠ざけている

お子さんにとって刺激となった『説明』

になっていたのです。







お子さんの感じていることと
お母さんの感じ方はもちろん違います。



お子さんは
葉っぱが怖い
と感じていて、


お母さんは
安心させようとの想いから
葉っぱは怖くないよ
と教えてあげたい。




そこに
お子さんの気持ちとの
ズレが生まれてきます。




このズレは

当の子どもにとっては
「わかってもらえない…」
という形に変換されて

パニックの増幅になっていたのです。







親の感じていることを上書きした説明は、


時に
お子さんにとっては
過剰な刺激となり


こだわりを強めていくことがあるのです。






なぜなら、

お子さんは葉っぱが怖いて感じている


この感じ方は
どうにも変えようがない事実ですから。





ここで、

お子さんの感じたままを
言葉におこして、

「あなたの気持ちを受け止めたよ」

のサインとしてあげること、



これが

『共感』だとわたしは定義しています。






「あなたの気持ちを受け止めたよ」
には、


肯定もなければ否定もないのです。







受け止めてしまったら

ますますできないことが増えるんじゃないか…
いろいろなことにチャレンジしなくなるんじゃないか…


もしかしたら
お母さんは
そんな心配がよぎっているのかもしれません。







でもね、

その心配はないのです^ - ^







気持ちを受け止めてもらえる


その経験は
子どもにとっては

一番大切なこと。





「葉っぱ、怖いんだね」と
一旦受け止めてもらえることで、

子ども自身が自ら、
次の切り替えをするための
カケラを探し始めます。


どうしようか
どうすればいいか

頭をひねって考えようとし始めます。





「葉っぱ怖いんだね」
のお母さんの言葉を受けて、



ようやく、

心の中では子どもは
こんな対話をし始めるのです。



「そうなんだよ!怖いんだよ」
「どうしたらいいかわからないんだよ」
「お母さん、何かヒントをちょうだいよ」







子どもの本音や気持ち

子どもの感じていること

乗り越えたい!という想い




これが見えてきた時
はじめて

『説明』をのせてあげればいいのですね。



「お母さんと一緒にジャンプして飛び越えてみようか^ - ^」

「あの葉っぱは、〇〇くんに何てお話してるのかなぁ^ - ^」




***


『共感』ではなく
『説明』をしたくなるとしたら、



子どもの無限にある可能性や
子どものもともと持っている乗り越えられる力を


信頼してみるのは
どうでしょう^ - ^




また、
『説明』したくなるのは
なぜなのか?

そこの部分、
お母さんの心の奥にも
触れてみてもいいですね。


必ず
未来に明るい兆しが見えてきます^ - ^








ということで、

『共感』のステップが

子どもの

自分で考えて行動しようという本能が機能し始める

きっかけになりますよ^ - ^





お一人では難しい…
具体的にはどうすればいい?


そんな時は
わたしがお手伝いできることが
ありますので、


まずは個別相談でお聞かせくださいね^ - ^



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