空気を読むということに必要なエネルギー | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

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新学期が始まりましたね。

今日から学校や幼稚園だというお子さん、
朝はすっきり登校登園されたかな?


新学期の始まり…
大人も、お休み明けはやっぱり少し
気が重くなるもの…


子どもにとっても

もっと休みがあれば〜って気持ちになるかもしれませんよね(-。-;






発達上の特性がある子の中には、

〈空気が読めない〉ことが
学校での過ごしにくさを感じている子も多いです。


空気が読めない、
一言で言うとカンタンですが、


そこには

言葉の理解
優先順位のつけ方
他者視点の程度
その場の状況や雰囲気の理解
その状況での振る舞い方
インプットした情報の処理の仕方

などなど

たくさんの力を総合的に調整しながら
行動に移すという

とてつもないエネルギーが必要になります。




そのあたりのその子なりの力を
じゅうぶん発揮できないことの積み重ねが


本人にとってのストレスとなり


ある日突然

〈行きたくない…〉と表現してくることってあります。





ここで大切になってくるのが、


〈空気が読めるようになる〉を目標にする
高いハードルを準備することではなくて、



その子その子の
持っている力を確認してあげることなんですね。





言葉の理解が

お母さんが思っているレベルまで
達していないかもしれなくて、


言葉の意味は知っていても

どこでどんな風に使う言葉なのかを
理解できていないこともあります。




会話がずれる
ちぐはぐな会話が多い
分かっていると思っていたけど、どうも分かっていない時がある



そんな時には、


なんでこの子はこうなの〜?
と、

ムクムクと湧いてくる、

分かってほしい!
分かっているはず!
分かっていると思いたい!

を一旦脇に置き、



どんな風に理解しているのか
何のことを言っているのか


逐一確認してあげることまで
ハードルを下げてみるといいですね。





なんでこの子は…
と考える思考に入って行く前に


この子は
どれくらいの力があって
どれほどのエネルギーを日々使っているのか


それを考えてみる思考を習慣にしてみることで、



お母さんのストレスにつながる
怒りのスイッチを押す方向に向かうことが


グーンと減っていきますよ^_^





お母さんの子育てと
お子さんの成長を
いつも応援しています^_^