お母さんが子育ての主役となるには、周りのサポートは必要です | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

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発達が気になる子、手がかかる子の子育てにお困りのお母さんへ


お薬による対症療法に頼らず根本的なメソッドで、どうすればいいの?を解決できるコツを発信しています。
子どもの発達と自信を促し子育てをたのしむためにおうちでできることをお伝えしています。

ブログへのご訪問ありがとうございます😊






⚫︎お母さんが子育ての主役となるには、周りのサポートは必要です








子どもの健全な成長発達に大切な
普遍的な基本について


先日エリク・H・エリクソンの発達理論
ライフサイクル・モデルで記事にしました





人が成長発達していく段階には
8つの段階があって

それぞれの段階にはテーマがあって

一つ一つ順番に乗り越えることで
幸せな人生を歩んでいくんだよ〜


という話





発達はテーマを順番に乗り越えなければ
飛び級はないと言われます




人生の中で、もしも何かにつまづいて、
問題があるのだとしたら

8つの段階の何処かで
テーマを超えていないということが

エリクソンのライフサイクル・モデルを指標として見えてくるということ







中でもいーちばん大切なのが
乳児期です

年齢で目安をいうと
0歳から2歳のころ




もう少し具体的に…


乳児期は『基本的信頼』を育てること

お母さん(お母さんに変わる人)との
絶対的な安心感

お母さんに対する信頼を
得られる環境つくりが必要です




お母さんのことを徹底的に信じることができると
人を信じることができます

人を信じることができて初めて
自分を信じることができるんですね

自分を信じること、つまり自分の存在に誇りを持つことです





そしてこの時期にもう一つ大切なことがあります




お母さんの身体から生まれることで
赤ちゃんは『身体的』な誕生をします




でもまだ『心理的』な誕生ではないんです




心は
お母さんとの信頼と安心感のやり取りを経て
初めて
誕生すると言われます




赤ちゃんが『もういいよー』って実感するまで
存分に存分に望みを叶えてあげるんです


一方的にでも笑いかけて、喜びを与え、
そう与えることに対して
お母さん自身が喜びを感じるということです



そうすることで
心は誕生するんです




これは
これまでに多くの精神科医や精神分析家の
研究により実証されていることです





素晴らしいことですよね

人が健全な幸せな人生を生きる
生き方のモデル、指標があるということ







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とはいえ
発達が気になる子どもさんを育てていると




目を合わせることがなかったり
あやしても笑わなかったり
泣いて訴えることがなかったり

一方通行のように感じてしまうこともあるでしょう




気になりながらも

つらくなったり
どうすれはいいのかわからなかったり
することと思います




手ごたえを感じられないことが
お母さんにとって、これほどつらいことって
ないですよね







またお母さん自身が
子育てでお母さんの力を発揮しにくい環境にあるかもしれませんね



ご主人の協力が得にくいであったり
ご両親との意見の相違であったり
お母さんの就労状況もあるでしょう
お母さん自身が心身ともに疲れてしまっているかもしれません






例えそうであっても

お母さんが子育ての主役となれるような
きっかけやサポートがあること

プラス

考え方、捉え方、工夫や調整次第で


必ず子どもの心は育ちます!








そして
子どもの心は育ち、
お母さんが子どもさんに笑いかけ、
喜びを与えることに対するお母さん自身の喜びも

子どもさんはこころで感じています



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でももしも

つらくなったり
切なくなったりするのであれば




そのつらさを私に話してくださいおねがい



私はこれまで看護師、養護教諭として
乳児期から青年期までの子どもさんとの関わりの
臨床現場で実際に目にした経験で



やはり今お伝えしてきた
子どもの成長発達段階それぞれの
テーマとなる課題を達成していくという
基本に勝るものはないと
実感しています






ですが、
お母さん自身の環境や
子どもさんの生まれ持った特性により


課題を達成しにくい環境があるというのも
事実としてあるということも
わかりました






だからこそ
気づいた誰かが

お母さんが子どもに

無条件に愛を与えられるような

子育ての主役を担えるような



そんな環境を
周りでサポートしながら
つくることは

大切なんだと強く感じます







その環境をつくれるように、
お母さんと子どもさんの『基本的信頼』が得られる環境をつくれるように




お母さんのお力になれるようにと
これまでずーっと考えてきています




そのサポートの形の一つに
お母さんへのカウンセリングがあります





子どもさんの成長発達に
『あきらめる』とか『妥協する』とか
いう言葉は私の頭の辞書にはありませんウインク

あるのは
『どうすればできるか』『より良くなるにはどうするか』
それだけです




お母さんより先に
絶対にあきらめることはありませんニコニコ




そもそも命の尊さを知る看護師なので
『これくらいでいい』なんてことは
考えません




子どもさんの健全な幸せな成長発達を促すことと

これから先の
お母さんと子どもさんの幸せな親子時間を
たくさんつくっていきたいと心から思います