お薬に頼りたくないお母さんへ | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

発達が気になる子、手がかかる子の子育てにお困りのお母さんへ


お薬による対症療法に頼らず根本的なメソッドで、どうすればいいの?を解決できるコツを発信しています。
子どもの発達と自信を促し子育てをたのしむためにおうちでできることをお伝えしています。

ブログへのご訪問ありがとうございます😊





子育て中のお母さんの中には

一生懸命育てなきゃっって
ちゃんと育てなきゃっって

頑張りすぎている方は
少なくないのではないでしょうか?




特に発達障がいと診断を受けたお子様を
育てておられるお母さん




こだわりが強く聞き分けがなかったり
切り替えがうまくできなかったり
急に癇癪を起こしたり、怒り出したり
夜泣きが酷かったり
寝つきが悪かったり
暴力的な態度をとったり暴れたり
偏食が酷かったり





穏やかな心持ちではいられずに
イライラしたり
感情的に怒りたくなることが
ないですか?





怒ってしまった後で後悔をして
ご自身を責めてしまうことないですか?






お子様の症状や行動に
日常を通して接しておられるのは
お母さん





お子様の今現在の行動や
将来を見据えて
色んな心配事がよぎり
不安にならないことはないですよね






どうすればいいのか…もどかしい

自分の育て方が間違ってるのかと感じる

自分のせいでこの子にツライ思いをさせているんじゃないかと思う

この子の症状をなんとかしてやりたい





色んな葛藤を日々繰り返されながら

お子様を育てておられることと思います








中でもADHD(注意欠如多動性障がい)の特性を少なからずお持ちのお子様の

多動性の部分による症状から


学校生活や日常生活で支障をきたすことが
頻繁に起こることで



その症状をなんとか抑えてやりたいと
病院を受診されることもありますね




そしてお薬を処方された方も
少なくないかと思います






あまりにも激しい自傷行為や他害につながる症状は別としても




とりあえずお薬を…
あまりにも簡単にお薬を処方されることが
多くあると知りました





看護師としてこれまで携わるなかで
お薬による副作用に苦しむ患者様を
たくさん見てきました



そもそもお薬というのは
健康になるためのものではなくて
あくまでも症状を抑えるためのもの



根本的な解決ではありません




ましてや
お薬によりまた別の問題までも
作ってしまいます






私は
まだ小さな身体の
病気でもないお子様に


お薬を使うことで
症状を抑えることを第一選択にすることが
当たり前になって欲しくない



そんな風に強く感じています





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これまで病院で出会ってきた
情緒の不安定さを抱えた
青年期のお子様と接する中には

発達障がいの特性による
二次障害を起こされている方も
おられました



検査や診察を終えて
どこにも異常がないと診断された後に
心療内科を勧められる親子さんと
関わらせていただくことが幾度かありました




その度に、
お話を伺うと

「学校に相談したけどどうにも変わらない」
「スクールカウンセラーの先生にも関わってもらっているけど、変わらない」
「心療内科に行ってもお薬を飲ませたくない」
「どこに相談すればいいのか…」

という内容が、多く聞かれました





私に何か出来ることはないか…




病院という組織の中の
1看護師としては
これ以上介入させていただける術もなく


ただただ
親御さんのお話を聞かせていただいていました




幾分気持ちが落ち着かれる方
聞いてもらってありがとうと言ってくださる方


そんな経験をさせていただきました






情緒の不安定さ
頭痛、腹痛などの身体症状
これらの二次的な問題が起こる前に

何らかの予防ができるはず…


その度
そんなことを感じていました




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結局予防していくためには
早期の発見と早期の解決するための対応
が必要だと痛感しました





看護師としての経験
学校現場での経験
これまで学んできたことから


その解決するための対応とは

子どもが安心して過ごせる環境調整
子どもが育つ力を発揮できる環境調整
生活習慣を整えること
療育=育児、家庭教育


治療の基本は、毎日の生活の中にある

この基本的なことなんだと実感しました






目の前に
苦しんでおられる人がおられる

お薬による治療ではなく
予防的、解決するための
具体的な、基本的な対応を
一緒に考えさせていただくことで


お母さんとお子様の
お力になれたらと思っています