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昨日の記事の続きです
病気という思わぬライフイベントにより
だれしもが
身体的
精神的
社会的
さまざまな絡み合った背景の要因から
心の葛藤、情動的行動を伴います
そこで
私たち医療従事者にできることといえば
『完全に元の状態に戻ること』
を最終目的にするのじゃなくて
『その方に合った生活に、
その方に必要な生活スタイルに近づくため』
マイナスをゼロにする
という意識ではなく
プラスに向かう
という意識で
全身全霊で関わらせていただくことなんですね
そして
その方々の人生の背景に思考を巡らせ
思いを汲み取り
心の動きにペーシングをし
受容の段階をサポートするために
関わらせてせていただいているのですね
大切にしたいのは
今ある機能をどう使っていくのか
どうすればその方のQOL(クオリティーオブライフ=生活の質)を維持し、悪化を防ぐことができるのか
特に意識して
日々お仕事にあたらせていただいていました
受容の段階を踏み
心の動き、情動の安定に至った結果として
病気や治療に対する気持ちの持ちようが
変化されます
患者様と医療従事者が
信頼関係をもとにして
同じ方向に向かって進むことができて
はじめて
治療の効果は高まりますし
より良い結果が生まれます
ここで言う
より良い結果というのは
完治する ということではありません
その方が
その方にとって悔いなく
人生を生きていると実感する
ということです
何より
(人の行動というのはなんであってもそうですが)
ご本人の〇〇したい!という
『意志、望み、意欲』がなければ
前には進んで行けませんものね![](https://emoji.ameba.jp/img/user/re/red-tear/3038.gif)
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/re/red-tear/3038.gif)
心の動き、情緒の安定
『意志、望み、意欲』につながる看護を
提供させていただいている
その方の生活の質、人生の質、意味を
一緒に考えさせていただいている
看護師経験を通して
相手の人生に関わる者としてのアイデンティティを構築させてもらえ
機会を与えてもらえたんだと
心の底から思えます
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そんな経験を
親子関係に悩まれるお母さん
お子様の症状や行動に悩まれるお母さんに
活用させていただこうと
考えているんです
お子様にとって
お母さんが一番のセラピストです
だれも
お母さんがもつお子様に対する愛
にはかないませんから
だからこそ
お母さんの力が必要なんです
子どもの情緒が安定し
子どもが自分にとっての人生
生きている実感をもち
『意志、望み、意欲』が湧いてくる
そのためには
お母さんの力なしにはかないませんから…
医療従事者と患者様の関係性を
お母さんとお子様の関係性と置き換えてみたときに
じゃあうちの子の場合は
具体的に
どう関わることがベストだろう
そう思われた方は
ぜひこちらを
ご質問、メッセージにご活用くださいね