子どものやる気を引き出すコミュニケーション 続き | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

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前回からの続きです

前回の記事はこちら





では、具体的に。


『宿題は早めに終わらせるものだとわかって欲しい』

というのは、

親の課題(親の望んでいる子どもの姿)です


また『宿題は早めに終わらせるべきだ』

という、親の価値観、信念を持っています



子ども自身は『自分でちゃんと決めている』ので

子どもにとっては早めに終わらせることは課題ではありません


また『宿題は早めに終わらせるべきだ』という価値観、信念を持っているのかいないのかは、わかりません



ですので

親の課題と子どもの課題

親の価値観、信念と子どもの価値観、信念が

合致していない場合があるんだと腑に落としていくことで

イライラには繋がらなくなりました(*^^*)



まぁ、気にはなるので、

「何か手伝えることがあったら言ってね(*^^*)」

とは伝えています。


親の課題と子どもの課題

親の価値観や信念と、子どもの価値観や信念

を分けて考えることでずいぶん私自身の気持ちにゆとりが出来たことは明らかです




課題を分けて考えるとはいえ、

どうしても協力して欲しい時がお互いあります


そんな時には、《共通の課題》にして欲しいことを伝えてみるんです

これ、結構子育ての日常で使うと、お母さんのイライラループ突進防止や、心の余裕を持つ自分になるサイクル強化に繋がります(*^^*)




例えば、

「宿題を早めに終わらせて欲しいと思う。そうすると私は安心するから。」

といった気持ちを伝えることが

《共通の課題》にすることを依頼していることになります


依頼に対しての返事はイエスもあればノーもある、と心得ていることは必要です


イエス「そっか、じゃあ早めにしようかな」

ノー「自分でちゃんと決めてるから」


という具合ですね(*^^*)

ノー の場合は、あとは子どもに任せてしまうことに徹します(*^^*)

任せる=信頼する    ですね(*^^*)



今回は宿題が例えでしたが、

親子のコミュニケーションの場面には本当に、この課題の分離と、価値観や信念の違いについてを知っていると


親である自分自身の

心のゆとりと余裕が出来るんだと実感できます(*^^*)

ぜひお試し続けてみてください




冬休み最後の日まで宿題を頑張っていた我が子から

いつでも《共通の課題》にして欲しい(何か手伝って欲しいことがある)と依頼されてもいいように、


私は私の出来る準備は、早めに終わらせて、対応できるようにはしていました


特に手伝って欲しいとは言われませんでしたが^_^;


夜中に、息子と2人でゆっくり会話をする私自身のゆとりと余裕は確実にありましたし、

息子のスイッチが入って、出たやる気を損なうことなく任せて信頼することもでき、息子自身の達成感にも繋がった!


というお話でした(*^^*)



イライラして、余裕がなくなる自分に対して、嫌気がさす…

そんな自分にサヨナラできるコツでした(*^^*)