想像力を阻むもの | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

発達が気になる子、手がかかる子の子育てにお困りのお母さんへ


お薬による対症療法に頼らず根本的なメソッドで、どうすればいいの?を解決できるコツを発信しています。
子どもの発達と自信を促し子育てをたのしむためにおうちでできることをお伝えしています。

想像力を阻むもの

それは

『思い込み』『先入観』『決めつけ』




子どもが話しかけてきた時に
大切にしたいのは
『聴き方』です


『聴く』というのは
読んで字の如く
耳と目と心できく



つまり
ただ聞き流すのではなく

子どもの話を
よかったら聴かせてほしい
興味を持って、関心を示して
共感するということ


聴かせてほしいという態度と姿勢は
子どもにストレートに伝わります


『聴き方』次第で
子どもはどんどん
話したい!と思いはじめます

すると、
実は…と、心の奥にしまっていた
本音や気持ち、考えを話してくれます


もしも、
子どもが明るい印象で話していた時、
子どもが元気な印象で話していた時、

見た目の印象や表情、態度だけから
受け取ることで、

明るいから大丈夫
元気だから大丈夫
本音や気持ち、考えていることを
見逃してしまうことがあります



真摯に耳と目と心で聴いて
見た目の印象や表情、態度から
その奥に隠された心をとらえるために
必要なのは
『想像力』です


ところが、
この『想像力』を阻むものがあります

明るい印象だから大丈夫だろう
元気に話しているから大丈夫だろう
この子はいつも〇〇だから…
という

『思い込み』『先入観』『決めつけ』
オトナが持ってしまっていれば

どんなに『聴き方』を変えてみても
子どもの心をとらえることは
できません



『聴き方』はどうするかというやり方
であり
やり方、技術をいくら積んでみたところで
子どもはオトナが自分をどう観ているのかを察します


やり方よりもあり方

『思い込み』『先入観』『決めつけ』の
オトナの判断は脇に一旦おくことで

聴く側の聴き方は
効果を発揮します



子どもの心の奥に隠された
本音や気持ち、考えを
聴けるオトナとなり

子どものココロを育んでいきたいと
思います