答えは子どもの中にある | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

発達が気になる子、手がかかる子の子育てにお困りのお母さんへ


お薬による対症療法に頼らず根本的なメソッドで、どうすればいいの?を解決できるコツを発信しています。
子どもの発達と自信を促し子育てをたのしむためにおうちでできることをお伝えしています。


私が人間関係や、子どもとの関わりで

一番最初に

理解しやすくて

実践に繋がりやすかったのか

この言葉でした(*^^*)


『人間の行動にはその人特有の意志を伴う目的がある』
       アルフレッド・アドラー


わかりやすく考えて

その人特有の意志を伴う目的

自分がどうなりたいか

自分がどうありたいか

何をどうしたいか



といった

その人特有の『望み』

考えていました



特に

子どもに関わる時は


《あなたの望みに興味があるから教えて欲しいな(*^^*)》

というスタンスで


その望みを聴くために

『どうしたかったのか』

『どうなったらいいと思っていたのか』

を、会話の中から

それとなく質問するように

しています


そのために

今興味があること

自分の興味があること

興味がないこと

好きなこと

嫌いなこと

など織り交ぜながら、

話を聴くことを大切に、

話をしたいと思ってもらえるように

心がけています



なぜなら、

話を聴く側が

【この子は〇〇な子】という前提や思い込みを持ったまま話を聴くと

その【〇〇な子】に当てはまるようなその子の答えを誘導する質問をしてしまうからから



聴く側の話のもっていきよう、質問の仕様で、

その子はどんな子にもなると思っています。


あくまでも聴く側は

判断や決めつけをすることなく

まずはファシリテーターと徹します


《答えを誘導するのではなく、子どもの中にある答えをひきだす》

ことで

『望み』が明確になると思っています


何か好ましくない行動であったとしても


まず、

どうしたかったのかなぁ

と考えながら


なおかつ、

本人自身が自分の望みに

気がつくように

また

望みを自分の言葉で伝えやすいように


尋問、詰問ではなく

質問をするようにと。


《好ましくない行動を手段として使っただけだから…》

《わるいこなんて1人もいない》



***

子ども自身が自分の望みを

客観視でき、

気づくことができ、

言葉などで表現出来ること

一番大切だと思っています(*^^*)




この大人には話しても

大丈夫かもしれないな

『信頼されている』

『わかってもらえている』

安心して話せる場を作り


その後は
好ましくない行動という手段ではない

その望みを達成するための

別のより建設的な

手段を伝えていくというように(*^^*)
 



良い悪い、正しい正しくない

の判断をせず

子ども自身の

より良くありたい

成長したい

と思っている心を

暖かく見守って

大切にしたいです。

もしも、同じような

好ましくない行動を繰り返したとしても

根気強く

継続的に

信頼して…



大人が繰り返し関わることで

最終的には『主体的な自立』に

向かうと思っています(*^^*)