蕎麦の花
蕎麦はまだ花でもてなす山路かな 芭蕉
|そばはまだ○○|はなでもてなす|やまじかな○○|
季節は「蕎麦の花」で秋。
松尾芭蕉(まつお・ばしょう)(1644~1694)の俳諧の発句です。
きょうはちょっと遠出をして、山のほうへ行ってきました。
蕎麦の花ですねぇ。
で、思い出したのが上掲の芭蕉の発句でした
芭蕉は、とりあげたくないのですが、まあ、この画像にはこの句しかないでしょうね。
この発句の背景は、すでに明らかなので、勝手な読み方が制限されてしまうので、私としては面白くないのですけれどね。
でも、良い句には違いありません。
元禄七年、膳所の新庵(無名庵)に来訪したのは支考と伊勢の斗従(とじゅう)、蕎麦はまだ実りをむかえてないので、山路の(蕎麦の)花でもてなしましょう、という句意ですね。
蕎麦の花の咲く様子をとりたてて描写しているわけではないのですが、ありありと山路の光景が見えてきますよね。
爽やかな風、澄み切った高い空。
不思議だよねぇ、ほんとに。
「蕎麦はまだ花でもてなす山路かな」
「蕎麦はまだ花」「花でもてなす」「もてなす山路かな」
分析するとこういう描き方なんだけど、構成要素の部分と全体、部分と部分の関係のさせかたが、見事というしかありません。
「もてなす」が全体に響き渡っていますね。
[蕎麦-花-山路]←[もてなす]
「蕎麦はまだ花」っていうのも、ういういしく新鮮な感じがしていいよね。
もてなしの気持ちがあふれています。
もうコトバが見つかりません、ため息がでますねぇスゥッ・・・(ーoー)y゜゜゜

