紫式部の同僚である和泉式部。


今回の大河で、
けしからぬ人 和泉式部を誰が演じるのか、
ドラマの中でどう描かれるのか、
気になる。

楚々した雰囲気でありながら、
何か事件が起こりそうな程の危うい色気も持っていて、才気あふれるやり取りが出来る女性。


平安時代に一大スキャンダルを起こし、
清々しくそのスキャンダルを生き、
暴露本として出してしまうんだから。


私、牛車に乗ってきましたニヤニヤ笑
こんな感じか〜と笑


和泉式部日記の車中不倫笑とか、
大鏡の賀茂祭の2人とか、
大胆ニヤニヤ




いつの世も、美人は沢山いる。

その中で、キラリと光る女で生きるには、
才能を磨くって、
自分らしさって、

とても大切。



あらざらむ この世のほかの思ひ出に いまひとたびの逢ふこともがな 


 物思へば 沢の蛍も我が身より あくがれ出づるたまかとぞ見る 


 黒髪の乱れも知らずうち臥せば まづかきやりし人ぞ恋しき 



波瀾万丈で恋多き女性。

和歌の才能(賢さとセンス)が抜群で、

スキャンダルをものともしない。


時の権力者 藤原道長の悪ふざけにも、


こえもせむ こさずもあらむ 逢坂の 関もりならぬ 人なとがめそ



と、ピシャリとやり返す。


ただの浮気女ではなく、

芯がある。




清少納言がお仕えした藤原定子さんの悲しい和歌笑い泣き

夜もすがら 契りしことを 忘れずは 恋ひむ涙の 色ぞゆかしき




そんな感じで、現実離れしてましたニヤニヤ


和泉式部日記や建礼門院右京大夫集を見ると、
恋する相手、スキャダルの相手は、選んだ方が良い笑
下らない男と下らない恋は、女を下げるが、
素敵な相手と素敵な恋(倫理の問題ではなくお互いの気持ちの軽さ重さ)は、一生の思い出。

軽い気持ちから始まった恋が、
お互いにとって、とても深い関係になる場合もある。


ただし、
どんな恋でも、人に迷惑をかけてはいけない。

現代は、コンプライアンスも気にしないと笑



素敵な恋を
アクセサリーのように身に着けて生きる女。

最強である。


出会系やP活のように、ぱっと出会ってぱっと別れるような軽い肉体関係のは恋とは言わない。

きっかけは何であれ、
ただひたすらお互いの幸せを思い、
別れよう別れようと思いながらも、
関係は深くなっていき、
会わずにはいられなくて、
お互いになくてはならない存在で、
とても大切で、
相手に何かあった時には自分の身を削ってでも守りたいと思う存在になってしまうくらい
深い関係。

人生、そーいう事もある。




勿論、ドラマだから

紫式部と藤原道長や清少納言との関係は、

フィクションが多いが、
大石静さんの脚本は、面白い。

清少納言の「私、夫と別れて宮仕えしたいと思っているの。」とかニヤニヤ

昔関係を持った男性(藤原道長)の世間の評判が悪い事に対して、「えー、あの人、評判悪いんだ〜」という心の声とか、

大石脚本が面白いわ。


私も、才能があったら
夫を捨ててでも、宮仕えしたい!笑