回文短歌いろは歌留多(番外) 親鸞 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

順読みしても逆読みしても同じになる短歌を作っています。

橄欖寺 功徳茶召さる 埴生不二
 はるさめや筑 説く親鸞か

———かんらんじ くどくちやめさる はにふふに
    はるさめやちく とくしんらんか

この世ではないような見事な荘園で功徳茶を召し上がった親鸞。春雨に弦の妙なる音を聴くようなこれは親鸞が道を説く説法か。
功徳茶(くどくちゃ):【仏】路上で往来の人々に施す湯茶。七月初旬か二十四日まで行われる。
不二(ふに):二つと無いこと。すぐれていること。
筑(ちく):①中国古代の弦楽器。②筑紫の国の略。ここでは①。

いつも新鮮な感動を与えてくれる回文短歌のブログで、親鸞聖人の記事を見ました。浄土真宗各派各寺で、850年生誕祭が催されているそうです。
そこで当欄、「回文短歌いろは歌留多」に取り上げる予定はなかったのですが、番外編として作ってみましたのでご覧に供する次第です。

寒の戻りの夕餉には、参鶏湯(サムゲタン)という朝鮮人参の入ったお粥を食べました。ニワトリが骨もろとも入っていて滋養があります。元気になりますが、頭のほうの勘の戻りにはならないようです。難しい漢字はモヤっとした字づらはわかるものの、はっきりとした文字はトンと忘却の彼方です。仮名が最初に思い出せなくなりました。「ぬ」「ね」「ゆ」「る」「む」…など、くるっと尾を丸める字が思い出せないのです。ムカシ、漢字には自信があったのですがね。
特に苦手が、数字。人の名前。今日の日付、曜日。実害こそありませんが、苦労して今日の日付を憶えたのに一晩経つと日付が変わっている、また憶えなおさねばならない… 
この繰り返しが馬鹿馬鹿しくなって、暦を放っておくと、いつのまにか今年も半ばになっているという… 

サムゲタン三杯目? オレそんなに食ったっけ。モウヤメトケってか? わかったよ。やめりゃいいんでしょ。やめますよ。やめますよ。