回文短歌いろは歌留多「ち」その8 | ouroboros-34のブログ

ouroboros-34のブログ

こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

[ち] 屈原

粽(ちまき)の日(ひ) 屈(くつ)原(げん)を哭(な)く 汨(べき)羅(ら)すら 
義(ぎ)へ供(く)己(な)を向(む)け 継(つ)ぐ日(ひ)退(の)き待(ま)ち

———大義へおのれを供犠せんと自死した屈原。汨羅の淵も悼んでいるその日も近いが、供える粽を作って待つことにしよう。

粽(ちまき):餅菓子。笹(ささ)粽(ちまき)。中国で端午の節句に汨羅で身を投じた屈原を悼んで食べる。俳句では初夏の季語。
屈原(くつげん):五月五日、楚の屈原が汨羅の淵に身を投じた故事による。それを悼んだ姉が五色の糸をつけた竹筒に米を詰めて水中に投じたことが粽の起源とされている。
供己(くな):ナは自分自身。いけにえになる。
継ぐ日退き(つぐひのき):日を継ぐことをやめる。自殺する。
「日(ひ)」の量詞はカ。転じてケになった。日にちの単数のときはヒと言い、複数のときはケという。複数のときに変わる日本語はこれだけだそうです。もともとh行とk行は同じ発音だったのかもしれませんね。または逆に、kにちかいĥ行が(エスペラント語のようにエッチに笠をかぶせたかたち)別にあったとか…。「日(け)に及(よ)ばず」(日数も経ずに)という文例があります。 

きのうの「と」といっしょにできたので忘れないうちに出稿しました。このごろ、とくに平仮名がわかりにくくなってきました。「ぬ」と「ね」「み」「ほ」の区別がつきにくいです。パソコンはローマ字打ちなので、もっぱらそれにたよっています。きょうは何日? がサッパリです。「日にちを毎日変えなきゃいいのに」と家人に、ボヤイています。

家人はきょうは麻雀(老人会)にでかけるところです。前回は「国士無双」をやったとかでコーフンしてました。接種で左腕が上がらんチュウにヨウヤルワ。
ホナ、みなさんは頑張ってくださいね!