回文俳句日記7月14日兼題「罌粟坊主」 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

  雛愛しげこんがり簡古罌粟坊主
  ———すうはしげ こんがりかんこ けしばうず /

罌粟坊主(けしぼうず):一日花である罌粟の花が散った後につける楕円形の実。熟すと黄土色になり、振ると種の音がするようになる。
雛(すう):ひなどり。一人前にならない者。「雛妓」「雛僧」「鳳雛」
愛(は)し:【形容詞】シク。いとしい。可憐な。
簡古:【名詞・形容動詞】ナリ。簡素で古色を帯びていること。また、そのさま。「簡古な筆使い」

見るからにいとしげな、ひな鳥のような罌粟坊主が、黄土色に熟れてぽつねんと立っている。

●ZOOは時化カラスですらが罌粟坊主
———ずうはしけ からすですらが けしばうず

ZOO:動物園。
時化(しけ):客の入りがわるいこと。不景気。
コロナ禍の影響で動物も処分。飼育もしていないので、いつもなら動物の餌を狙ってくるカラスでさえ罌粟坊主をつついている、という寒々とした光景でした。

いつまで逼塞していればいいのでしょうか。遺伝子操作野菜を日常的に食べている国ほどウイルスやバクテリヤに対する免疫性が欠如しているように思うのです。三菱モンサントをつぶそうぜ!

今日は確か、巴里祭。という洒落た名前をつけているのはニホンだけ。正式には七月十四日記念日だと思います。シャンソンを原語で歌おうぜ。