回文俳句日記5月19日兼題「土左」 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

  土左の手は土色一途果てのさと
  ———どざのては つちいろいちづ はてのさと /

土左(どざ):土左衛門。水死人のこと。

ドザエモンが上がった。筵から出ている手は土色だ。いちずに目指して還ったふるさとの土のいろだ。
雑の句。