回文俳句日記3月16日兼題「棚霞」 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

  棚霞山容四座見ずかなた
  ———たなかすみ さんようよんざ みずかなた /

棚霞:春は水蒸気が立ちこめ、横に筋を引いたような棚引く霞が生じる。空の色・野づら・山なみに風情がある。
山容:山のすがた形。
四座:山四つ。「座」は、山の助数詞。

霞が棚引いている。向こうは連山四峰のはずだが今は見えない。御簾のなかを窺うようでこれも面白いではないか。

きょうは新聞が休みでしたので、ゆっくりできました。休講になったようで、儲けたようで嬉しいです。
そういえば、応用力学が休講になって時間ができたので、かねて観たかった映画の三本立てを見に行ったことがあります。電気が点いて場内が明るくなって、ふと、隣を見たら当の応用力学の教授が座っていました。ウソのようなホントの話です。いい時代でした。