回文俳句日記11月22日兼題「杜父魚(かくぶつ)」 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

  杜父魚は九頭龍里継ぐ伐武具か
  ———かくぶつはくづりうりつぐばつぶぐか /

杜父魚(かくぶつ):カジカ科の淡水魚。福井九頭龍川の生息地は国の指定天然記念物である。産卵期には霰がよく降るので霰魚(あられうお)ともいわれる。
龍(りゅう):もとの漢音はリョウ。慣用音はリュウ。ここでは、古語辞典の、リウを採った。
かくぶつが遡上するこの時期、また霰が降ってきた。この辺の伝統的な武器として他国人の侵入を防ぐかのように。

11月20日、最も短い季語の回文俳句を紹介しましたが、逆に最も長い季語は何だろうと調べ回文俳句にすることを思いつきました。できたら12月8日に発表したいと無い頭をしぼっています。