ホリデーのオチ | イギリス4人暮らし

イギリス4人暮らし

イギリスの片田舎で、フルタイム勤務。
夫と二人の子どもたち、犬と猫、雌鶏六羽と暮らしています。

スコットランドのIsle of Buteを訪れた、4泊のホリデー。


愛犬ホリーは、もちろん一緒。

愛猫テトは、同じ村に住む義母にお世話をお願いしていました。


帰宅した日、玄関のドアを開けたら、リンリンとテトの首輪に付いている鈴の音がして、二階のサナの部屋から一目散に降りてきました。


子どもたちはテトとの再会に大喜び、テトも最大にグルグルと喉を鳴らして甘えてきたので、おやつをあげると満足したのか外出して行きました。


この夜。


キャットフラップから颯爽と帰宅したテトが、野ネズミを咥えていました。


野ネズミは全くの無傷で、常備しているネズミ用タッパーで夫が捕獲して、テトの縄張りの外まで逃がしに行きました。


1時間もしないうちに、2匹目。

やっぱり無傷。


それからまた1時間もしないうちに、3匹目。

やっぱり無傷で、食べようともしません。

うーん、これは明らかに私たちへの贈りもの。


ここまで来たら、家族一人に一匹ずつプレゼントしてくれるつもりなんかな?

と言いながら、就寝。


翌朝。

ママー!ネズミが死んでる!というサナの声で飛び起きました。

4匹目は家ネズミで、野ネズミよりずっと大きなプレゼントが、裏口のドアマットにポツンと置いてありました。


テト、ありがとう。

でももうネズミは要らないよ〜(切実)


寝ていたら天使、ひょっとすると数が数えられるのかもしれない、天才殺鼠鬼なテトでした。