10/1 伊豆合気会の稽古
9/24の稽古から、後ろ受身の流れのまま後方に起き上がる受身の練習の種類を増やしました。まだ皆さんてこずっていますが、出来るようになると受身の幅も広がると思います。
今回も中心を意識した稽古となりました。
稽古内容を幾つか抜粋します。
交差取りの一教。
片手だけで行おうとすると、もう一方の手の位置によっては意外と体が開いてしまい、又振り上げる手も自分の中心からずれてしまいがちになります。
そこで、木刀を持ってもらい両手で振りかぶり、腰を切って切り返して(手先から切り返すのではなく)から手刀を切り下ろしてもらい、次に木刀を置いて体術だけで先程の感覚を辿ってもらいました。
木刀を持つと、自分の意識(気持ち)の方向性を出しやすくなります。(自分の手から先の)
両手で物を持つと腕の動きが一体となり、体の開きも無くなり、気持ちも集中しやすくなるので、時折自分の体捌きの点検に役立ちます。
相手を投げたり制したりする時に、自分の意識を相手の方に向ける事により、体も、足の方向を含め確りと相手の方を向くようになってきます。
ニ教も相手の手首だけに拘っていると、体が横を向いてしまったり、下を見てしまったりしますが、手首から肘、肩、首へとその先の腹の方へ意識を持って行ってあげると、自分の体も相手を攻める方向に向き、各関節もロックするので、相手が少しでも起き上がろうとしても痛くて出来ないし、こちらが少しでも負荷を掛ければ極ってしまう状況に持って行けます。
後方から腕を取ってからの三教~三教投げ。
後ろから相手の二の腕を取り、持ち上げてからもう一方の手で相手の指を握手するように取ってから持ちかえて三教。そして三教投げ。
自分から相手の腕を取りに行く形になります。
後ろから相手の右腕を自分の左手で取り、上に持ち上げます。そのときに相手の肘上のツボを親指で制すると効果があります。
相手の手のひらがこちらを向くので、右手で指部を取り制しながら上げ、左手に持ちかえ三教。
藤平先生が歩きながらやっている映像が残っています。
正面打ち三教の手の持ちかえの練習にもなります。
現在伊豆合気会では、型を習得する為の反復練習が、ダンスや体操にならないように、武道としての理合いを疎かにしないように心掛けて、見逃しがちな基本のポイントを再点検しながら稽古しています。
9/24の稽古から、後ろ受身の流れのまま後方に起き上がる受身の練習の種類を増やしました。まだ皆さんてこずっていますが、出来るようになると受身の幅も広がると思います。
今回も中心を意識した稽古となりました。
稽古内容を幾つか抜粋します。
交差取りの一教。
片手だけで行おうとすると、もう一方の手の位置によっては意外と体が開いてしまい、又振り上げる手も自分の中心からずれてしまいがちになります。
そこで、木刀を持ってもらい両手で振りかぶり、腰を切って切り返して(手先から切り返すのではなく)から手刀を切り下ろしてもらい、次に木刀を置いて体術だけで先程の感覚を辿ってもらいました。
木刀を持つと、自分の意識(気持ち)の方向性を出しやすくなります。(自分の手から先の)
両手で物を持つと腕の動きが一体となり、体の開きも無くなり、気持ちも集中しやすくなるので、時折自分の体捌きの点検に役立ちます。
相手を投げたり制したりする時に、自分の意識を相手の方に向ける事により、体も、足の方向を含め確りと相手の方を向くようになってきます。
ニ教も相手の手首だけに拘っていると、体が横を向いてしまったり、下を見てしまったりしますが、手首から肘、肩、首へとその先の腹の方へ意識を持って行ってあげると、自分の体も相手を攻める方向に向き、各関節もロックするので、相手が少しでも起き上がろうとしても痛くて出来ないし、こちらが少しでも負荷を掛ければ極ってしまう状況に持って行けます。
後方から腕を取ってからの三教~三教投げ。
後ろから相手の二の腕を取り、持ち上げてからもう一方の手で相手の指を握手するように取ってから持ちかえて三教。そして三教投げ。
自分から相手の腕を取りに行く形になります。
後ろから相手の右腕を自分の左手で取り、上に持ち上げます。そのときに相手の肘上のツボを親指で制すると効果があります。
相手の手のひらがこちらを向くので、右手で指部を取り制しながら上げ、左手に持ちかえ三教。
藤平先生が歩きながらやっている映像が残っています。
正面打ち三教の手の持ちかえの練習にもなります。
現在伊豆合気会では、型を習得する為の反復練習が、ダンスや体操にならないように、武道としての理合いを疎かにしないように心掛けて、見逃しがちな基本のポイントを再点検しながら稽古しています。