能登のある坊守の一章から | 近江の館スタッフブログ

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短い晴れも、終わりを迎えようとしております。

そんな晴れの終わりに、年賀状角松の整理をしていたら

含蓄の有る!能登のある坊守(ぼうもり)の一章からと

添え書きした!?が目目に止まりました。

ご紹介します…


『お前はお前で丁度良い

 顔も体も名前も姓も

 お前にそれは丁度良い

 貧も富も親も子も

 息子の嫁もその孫も

 それはお前に丁度良い

 幸も不幸も喜びも

 悲しみさえも丁度良い

 歩いたお前の人生は

 悪くも無ければ良くもない

 お前にとって丁度良い

 地獄へ行こうと極楽に行こうと

 行ったところが丁度良い

 うぬぼれる要もなく卑下する要もない

 上も無ければ下も無い

 丁度よくないはずがない』



         秋風風を感じる夜に

                 欄丸日記より 欄太郎