短い夏も、終わりを迎えようとしております。
そんな夏の終わりに、年賀状の整理をしていたら
含蓄の有る!能登のある坊守(ぼうもり)の一章からと
添え書きした詩!?が目に止まりました。
ご紹介します…
『お前はお前で丁度良い
顔も体も名前も姓も
お前にそれは丁度良い
貧も富も親も子も
息子の嫁もその孫も
それはお前に丁度良い
幸も不幸も喜びも
悲しみさえも丁度良い
歩いたお前の人生は
悪くも無ければ良くもない
お前にとって丁度良い
地獄へ行こうと極楽に行こうと
行ったところが丁度良い
うぬぼれる要もなく卑下する要もない
上も無ければ下も無い
丁度よくないはずがない』
秋風を感じる夜に
欄丸日記より 欄太郎