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うっかりするとお涙頂戴的になりがちなテーマですが、淡々とエピソードを綴りつつも、父が残した俳句を編纂することによって父を再発見していくあたり、静かながらも深い盛り上がりがあり、非常に上質な作品になっていて、読み応えたっぷりでした。
私のほうはというと、実父、義父ともにとても元気。とはいえ、いつかはこういった場面に直面するのだろうなぁ。と想いつつ書を閉じました。
<はみだしblog>
涼しくなってきてから、連日蚊にさされてるような。おとといの奴はしとめたけど、さっきの奴がまだどこかに隠れている。