義仲寺にある司馬遼太郎の書 | 江州ぶらぶら探訪録

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前記事で話題になった

義仲寺の境内の無名庵に、司馬遼太郎の書がある。


これだ↓。


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解説によると、

司馬氏は、

昭和44年4月25日の小雨が降る午後に訪問され、

無名庵で小休息された。


そしてこのとき、


義仲寺は 湖明かりなり 若葉雨


と詠まれ、

屏風の左側に、さらさらとこれを書かれたという。




すると、

その9日後の同年5月4日、

国会議員の西村英一氏が訪問され、


義仲寺を 訪れ多年の 念願を話して


詠み、

今度は同じ屏風の右側に、さらさらとこれを書かれたという。




そして、またまた

今度はその8日後の同年5月12日の奉扇会に

文芸評論家の與重郎氏が訪問され、

両句のあいだに、


雲のゆききのいそがしき頃


と書き加えられたという。




以上が、この屏風の由来である。


義仲寺は、

今も多くの人をひきつけてやまないのである



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一般的な観光案内には書かれていませんが↓、

  http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=410


お寺の方に聞いたところによると、

無名庵は、句会などの会合に貸し出しているそうです。


5人以上のグループで、ご利用いただき、

30人くらいまでは収容可能だそうです。


料金は、お一人様=拝観料200円+使用料500円で、

一日中かりられるとのことです。


いちど、問い合わせてみれば!

電話:077-523-2811

(月曜日は休みです)


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