先週、中山道の鵜沼宿へ行ってきました。

無料の「鵜沼宿駐車場」に車を停めて

町歩き、スタートウインク

まず目に入ったのがこちらの立派な門

大垣城本丸の表口にあった鉄門(くろがねもん)で

平成21年にこの場所に移築されてきたそうですニコニコ

宿場町とは関係ないようですね…

 

さて、こちらはいかにも宿場町っぽいお屋敷。

ここは江戸時代、鵜沼宿で2番目に大きな旅籠だったそう乙女のトキメキ

明治維新後は郵便局になって

明治24年の濃尾震災の後に建て直された建物で

修復工事を経て平成20年から

中山道鵜沼宿町屋館として公開されているそうです。

ボランティアガイドさんが案内してくださいました爆  笑

二階は立ち入り禁止でしたが、覗いてみると

天井がアーチ形になっているのが見えました目

もともと竈があった場所には

竈のレプリカがありました。

このお屋敷には煙突がないそうで

代わりに煙を逃がすための窓がありました目

あと、中山道の宿場町に欠かせないのが

皇女和宮様のエピソード。

和宮様は鵜沼宿ではご宿泊されず

ご昼食をお召し上がりになったそうで

そのときの献立が展示されていました。
先日、中山道の福島宿を訪れたときにも

皇女和宮様のエピソードをはじめ

いろいろなことを教えて頂いて

これで島崎藤村の『夜明け前』を読み進められる気がする…

と思ったのですが、

実はあれからまだ1ページも進んでいません…

今度こそ、読み進められる気がしますニヤリ

 

この町屋館が鵜沼宿で2番目に大きい旅籠だっということは

1番目は…

 

町屋館のはす向かいにある雰囲気のある建物。

こちらが江戸時代に鵜沼宿で1番大きかった旅籠で

今は、明治4年創業の菊川酒造になっていますニコニコ

 

そしてこちらが脇本陣。

江戸時代の間取り図をもとに復元された建物で

平成22年から公開されているそう。

脇本陣にもボランティアガイドさんがいらっしゃって

いろいろと教えて頂きました。

お部屋がたくさんあって

繋がっているように見えますが

要所要所に廊下があって

トイレなどを利用する際は

他の部屋を通り抜けずに

辿り着ける造りになっているそうびっくり

2階は荷物置きだったそうで

荷物を置いている下の部屋の梁は

このように太くて

偉い人が泊まる部屋の上には

荷物など置かないようになっていたので

梁がこのように細いんだそうです!

こちらでも興味深いお話をたくさん聞かせて頂きました。

ボランティアガイドの皆様、ありがとうございましたハート

 

脇本陣のはす向かいにあるのが茗荷屋梅田家住宅

鵜沼宿で唯一の江戸時代の建築物とのことびっくり

江戸時代は「茗荷屋」という屋号の旅籠で

約160年前に建てられて濃尾震災にも耐えて現存しています。

うだつと2階の格子窓が特徴的です。

 

ちなみに鵜沼宿の高札場は

車通りの多いバイパスの向こうに

ちょっと場違いな感じで佇んでいましたニヤリ

 

鵜沼宿を離れて、ドライブへ車

近くにあった名勝木曽川展望台から

木曽川と鵜沼の町を眺めます。

木曽川の対岸には犬山城も見えますね。

あと、犬山遊園の観覧車も見えます!

 

展望台の後は江南市の音楽寺へ。

例年はあじさい祭りが開催されています。

今年はお祭りは中止ですが

あじさいは自由に見学可とのことルンルン

曇っている日や雨の後なども

風情があっていいかもしれませんね乙女のトキメキ

晴れて暑い日ではありましたが

見ごろを迎えた色とりどりのあじさいを

楽しむことができましたおねがい