こんにちは、おうか整骨院川越の高浦です。
北陽の伊藤さおりさんが、YouTube公式チャンネルでぎっくり腰になった経緯を報告されています。虻川さんに続いてのぎっくり腰にショックもあるそうです。が、実はこの梅雨時期はぎっくり腰が増える傾向があります。寒くなると・・確かに師走の大掃除が始まる頃が多いですが、気温や湿度が高くなってエアコンを使うようになると危ないですね。
冷房ではなく除湿(ドライ)だけど・・という方がいますが、除湿も体は冷えます。一日その部屋にいれば、部屋から出た時に「暖かい・・」と感じたら冷えてます。座っている時間が長ければ、血行も滞りやすくなります。ぎっくり腰は「魔女の一撃」という別名がある位突然やってきますが、実は出る前兆があります。ここまでの内容を踏まえながら挙げていきます。
・ぎっくり腰の前兆になるもの
➀エアコンを使い出し、その部屋に長時間居ることが多い。
➁足元の冷えがある(末端冷え性など)
➂お腹の調子がよくない(下痢気味、便秘気味)
➃冷たいもの(食事、飲み物)をよく摂っている。
➄普段しない姿勢での作業などをした。
➅数日前に転んだ、こけそうになった。
⑦尻もちをついた。
⑧水分補給が足りていない(カフェインのあるものをよく飲む)
⑨こむら返りなど、足がつりやすい。
他にもありますが、問診時に出るものを挙げました。複数当てはまる場合は発生頻度が高まりますので、注意が必要です。過去にぎっくり腰をしていると「あ、ヤバいかも・・」とセンサーが働くことがあります。その感覚は正しいことが多いので、その時は無理をしないようお願い致します。
北陽の伊藤さおりさんも初めてのぎっくり腰ではないそうです。でも今回は「ギクッときた」よりも「何か腰がおかしいかな・・からの次の日動けない」だったそうですので、腰に力が入らない、立つ・座るのがスムーズにできない、寝ている姿勢が一番楽はぎっくり腰と判断して下さい。
通常ぎっくり腰は2~3週間程度の安静が必要です(重症度により変わります)が、そんなに時間が取れない方が多いので、安静不良で定期的に(繰り返し)受傷になる方がいます。私も過去2回ぎっくり腰をやっていますが、さらしを巻いて、その上から腰痛ベルトを着用して、痛み止めを飲んで仕事をしていました(マネしないでね)
このさらしなし、ベルトなし、痛み止めなしまでに1か月半かかっています。
強い痛みは7~10日程度で治まってきますが、腰の不安感がなくなるまではある程度の時間が必要ですし、ストレッチ等の筋肉の緊張を改善するセルフケアも行って下さい。すでに繰り返している方は、ぎっくり腰をきっかけにして腰の疾患がある場合がありますので、しばらく画像診断をしていない時は精査をオススメ致します。