こんにちは、おうか整骨院川越の高浦です。

 

 

マキシマムザホルモンのナヲさんの症状について、その3まできました(笑)

今回で完結編になると思いますが、流れはその1、2を参照下さい。

 

 

前回のブログでぎっくり腰の治療を優先して、骨盤調整からの腰痛ベルト+さらしで体幹の安静固定を図るという話をしました。体幹の軸を整えることで、五十肩の症状も改善するからとも書いています。

 

 

五十肩の症状の原因はいくつか挙げられますが、まず「肩が巻き肩」になっていることで、肩関節のアライメントが前方へ崩れていることが重要です。肩から腕を吊り上げている筋肉(回旋腱板)は後ろ(肩甲骨側)から肩関節の前方胸よりに付着しているため、肩が巻き肩になると引っ張られて過緊張になります。

 

 

この過緊張と巻き肩が、腕が水平より上に挙がらない理由になります。正常な肩でも巻き肩にすると水平までしか挙がらなくなりますので、本来の腕の位置に戻すことで可動域は改善します。発症から時間が経っていると筋肉や関節包が硬くなるため、症状の改善に時間がかかる場合があります。

 

 

セルフケアとしては、ストレッチポールを活用して頂くのがよいでしょう。最初は痛みが出ることがあるので無理をせず、段々とポールにのっている時間が長くなるにつれて可動域と痛みが改善してきます。

 

ストレッチポールを使う前には➀水分補給をしておく➁肩まわりを温めておくとさらによいでしょう。要は血行改善しやすい状態にしておくことです。

 

 

五十肩の症状が改善することで首から肩の筋肉の緊張が改善すると、頭痛も治まってくるでしょう。但しこの場合は「後頭部から首にかけて」の症状です。「こめかみ付近に出る」症状は、足の冷えが原因のことが多いので、水分補給してから足湯等で足をよく温めてもらうと改善しやすいです。

 

 

以上でその3を終わりますが、補足が必要になったらまた書きます(笑)

先ずは普段の体の状態を整えていきましょう。