5月28日(火)曇りのち小雨
大会でまるごと一日プレーすると、その後の疲労回復に三日はかかってしまう・・・
5月初めのジャパンオープン及び5月末の日本選手権県代表選考会を戦っての感想。
選考会から二日目、軽く散歩だけでもという気持ちで諏訪テラン横を通ろうとしたところ、まさにこれから練習試合。
人数合わせから急遽参加となり、組んだチームメンバーはa井mさんとa見正さん。
この組み合わせだと、やっぱり私がティーラー担当?
一試合目の相手チームは変則ダブルスチームのy田さんとi島kさん。
なにしろ座位からのプレーはまだ無理、肩慣らしという(いや、これが最近は必要なんですねいきなりプレーすると肩を痛めるオトシゴロ)ことで、ティルール担当ながら主に寄せ、ポルテでの寄せ。結果は敗戦となりました
二試合目の相手チーム・・・先日の選考会の続きでノリニノルt幡さんとy中さん。
それにあら珍しやくじ引きとはいえ、ここにt幡mさんということで、t幡ブラザーズ+y中さんという強力チーム。
こちらのチームは私、相手チームは二人のティーラーという状況でしたが、こちらがリードした展開で最終メーヌ、t幡さんのティールによりビュットアウトとなり、勝利・・・こうすりゃこうなる?という状況下での、これも結果のひとつ。
三試合目の相手チーム・・・a井さん、h内さん、i川mさんチームと対戦。
最終メーヌ前で同点ということになり、ビュット権を得たので考えた作戦はラインギリギリにビュットを置くというもの。このあたりさまざまな戦略があるかと思いますが、最悪でも引き分け狙いというシミュレーション
結果的には、こちらがまだ三球持っている状態で、最後のボールでこちらのポイントボールを撃ちにきた相手チームがビュットアウトとし、得点的には3点ゲット
ライン上のプレーは、さまざまな状況下でさまざまに試してみると面白いですね
以上、二試合目、三試合目はいずれもビュットアウトでこちらが勝利という展開。
しかも、相手チームがビュットアウトしてくれるというながれの・・・面白さ。
といういうことでは、将棋にも似た先を考えてのペタンクとなりました。
将棋といえば、名人戦第五局。
先手藤井名人の6二金打ちが99手目。
これより数手前に私ならば桂を取っての、「歩成りと金」を考えてしまいますが、そうじゃないんですね、プロの感覚。いわゆる「厚く厚く」駒の圧迫感が違います。
にしても、対する豊島さんの9筋の身動きとれない金と銀の位置が悪すぎます。
結局ここから3~4分ほど考えて、豊島さん投了。藤井名人タイトル防衛。
で、将棋といえば、最近出版されたばかりの本。
鈴木忠平著、「いまだ成らず 羽生善治の譜」。
鈴木さんの名著といっていいものに、「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」があります。
鈴木さんの落合監督人物評に「同じ時代、同じ社会を生きながら明らかに異形」
「あらゆるものへのアンチテーゼのようなその存在が、世の中の欺瞞や不合理を照らし出してしまう」と。
今回の「いまだ成らず」では、「一局の将棋は後悔だらけですが、後悔の多い人生こそ充実している。将棋は四百年以上続いても答えは出ていないし、まだ可能性が残されている」との羽生さんの言葉を紹介し、「答えが出ないこと、辿り着けないことの幸せを羽生は口にした」と結んでいます。
鈴木忠平さん、注目しているスポーツライターのお一人です。