オーストラリアの人の対応でイラッとしてしまうことが多いのは、大抵「スピード」に関することのように思います。
私は、日本で生まれ育っていますから気がつきませんでしたが、やはり日本の社会は、オーストラリアの社会より素早く進んでいるのだと思います。
メールだって、日本だったら、受け取ったら、24時間以内に返信することが暗黙の了解になっている気がします。
オーストラリアだったら、1週間くらい返事が返ってこないのは普通のことだし、結局返事が返ってこないこともあります(苦笑)。
しかし、何か、嫌がらせで返事が遅かったり、返事しないわけでなく、ただ「返事をしていない」だけ、というのがオーストラリアの人の憎めないところです(笑)。
しかも、そのスピードは、メールの重要度によってもあまり変わることがなく、割と大事なドキュメントを含むメールでもゆっくりやってきます。なんなら、その大事なドキュメントも内容に間違いがあったりもします。

我が家は小さいながら店を営んでいるので、一般家庭の方よりオーストラリアの方とメールをする機会は多いと思います。ですから、オーストラリアの人とのメールのペースには慣れているはずなのに、それでもイラっとしてしまうだなんて、私は、まだまだ修行が足りません。私だって、郷に入っては郷に従え、オーストラリアの人のペースを尊重しよう、と思ってはいるのです。
そんな日々を過ごしながら、最近あれこれ中国やシンガポールの方にメールする機会がありました。そうしたら!メールをしたら、すぐに返事が返ってくる!土曜日でも日曜日でもメールの返事がやってくる!
なんと清々しいのでしょう!
きっと、国は違えど、アジアの国々は社会の動きもめまぐるしく、メールの返信も早いのでしょうか・・・
なんと中国やシンガポールの方とメールするのは快適なんだろう!
と思っていたら、中国の方から数日メールの返信がないことがありました。
そうなると、なんだか心配です。催促するつもりではありませんでしたが、「どうしましたか?」とメールしてみました。結局はどうもしてなくてよかったのですが、ふと気付きました。
私は普段、オーストラリアの人のメールのペースに合わせて暮らしていると思っていたのに、中国の方がほんの数日メールの返信がないだけで、そわそわしてしまう。
そうなんです!メールのペースに巻き込まれていたのは私でした!
勝手に「日本の人だから」「中国の人だから」、すぐにメールの返事が来るに違いない、と思っていたんですね。
確かに、オーストラリアの人からメールが来ない時は、「またかい」とは思うものの、落ち着いて対応できます(笑)。
オーストラリアの人は、メールの返信が遅くなってしまった、という意識もないので、遅れたことを謝ることもなく事が進みます。だって、オーストラリアの人からしたら別に遅れていませんから。
日本人の私がジタバタしようとも動じない、自分のペースで突き進む事で、相手側が次第にペースを合わせてくるという戦法(笑)。
すっかりオーストラリア人のペースに巻き込まれております・・・