上下、左右、前後、○番目・・・空間での位置確認はしっかりできていますか? 成長とともに身に付いてゆくものではありますが、子供の目線を様々な方向に導くためには大切な理解です。以前、左右の覚えさせ方は紹介した記憶がありますが、とにかく右か左かどちらかのみを完全に覚えさせる事です。両方いっぺんに覚えさせると混乱してしまうからです。
さて、空間を理解させるためにはやや時間がかかるかもしれませんが、始める年齢にも差が出ます。準備するものは、マス目の描いてある紙です。これを使って何回も練習します。マス目を使うには段と列の区別も出来るようにならなくてはなりません。それが難しいようでしたら、最初は1段10列から始めます。この練習をするにあたっては10くらいまでの数がなんとなく数えられるようになっていると、やりやすいでしょう。
まず、右から○番目、を繰り返し練習します。慣れてきたら、たまに左から△番目を混ぜながら、マス目を指差しさせたり、おはじきやサイコロなどを置かせたり、色塗りやシールを貼ったりするのも良いでしょう。ここで徹底して欲しい事は、最もはじが1番目ということです。1番目を指差ししていて、2番目から1,2,3・・・と数えてしまう事がよくみられます。次に段を増やしてゆきますが、またこれが混乱のはじまりです。ですが、しっかりと上から○番目、右から△番目のマス目はどれでしょう?という質問をしっかり聞き取る事が出来るようになれば、スイスイできるようになります。ここでは上(下)から○番目のものは1ケ所だけでなく、その段全てを、また、右(左)から△番目のものも1ケ所だけでなく、その列全てを示す事を繰り返し教えましょう。それらの中から、たった1ヶ所を絞り込むわけですから、根気強くやってみて下さい。

