こんにちは。
自立した学習者を育てる
おうち受験コーチング代表の鈴木詩織です。
夏休みが１日１日と近づいてきています。
今日はちょっと毒を吐きながら
熱く語りますので
爽やかな1日を過ごしたい方はそっと
ブログを閉じてください（笑）
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私は20歳くらいからずっと教育業界にいるのですが、
いろんな塾、家庭教師などを見ていて
いつもモヤモヤしていることがあります。
それは、
こんなに長い時間塾で授業を受けているのに
こんなにたくさんのお金を塾にかけているのに
成果が出ない
ということです。
”成果”の定義は
人それぞれですから、
もしかしたら
「成果が出ている」と思っている人は
私が思う以上にもっといるのかもしれません。
ただ、
私が考えている成果
つまり、
自分で学習する力
その気になれば
いつでも成績を上げられる力
を、塾や家庭教師を通して
身につけている人は
正直
ほとんどいません。
ここで少し、
昔話をします。
私が大学生のとき。
初めて某家庭教師会社でもらった仕事は
高校生の女の子の数学の指導でした。
進学校に入ったけれど、
授業のスピードが速くてついていけない。
青チャートが難しくて、
解説を読んでもわからないところがたくさんある。
そんなお子さんでした。
当時の私は、
家庭教師の仕事とは
「上手に解説すること」
だと思っていたので、
一生懸命予習をしたりしながら
分かりやすく説明することを
ひたすら追求していました。
そのおかげもあって、
指導自体の満足度は高く、
「分かりやすいです」
「回数を増やして教えてください」
そんなふうに言われたりもしました。
しかし、
いくら私が一生懸命に教えても、
その子の成績は
そこまで上がらなかったのです。
しばらくしてその子は、
家庭教師をやめて
映像授業の塾に通うようになりました。
今考えると
とても申し訳ないことをしてしまったと
思うのですが、
大学1年生の当時の私に
それ以上のことができたかというと、
それも難しかったです。
もし今
もう一度あの子の指導ができるなら、
「そもそも、今取り組むべきなのは
青チャートなのか」から吟味しますし、
問題の解説に時間を使うのではなく、
予習復習の仕方を伝えて、
私がいなくても自走できるように
指導をすると思います。
でも、
こんなふうに
自立した学習者を育てようとする
家庭教師や塾講師は
ほとんどいません。
それは、
一つは経験不足かもしれないし、
もう一つは、
そんなことをしたら
自分の仕事が減ってしまうからです。
塾や家庭教師として
生計を立てていくなら、
適度に満足するくらいに成績を上げながら、
自分がいないと成績が上がらないように
子どもを依存させていていく方が、
儲かるのです。
でも、
私はそこに甘んじたくありませんでした。
というのも、
それだけでは満足しない保護者が
たくさんいたからです。
もしも、
自分で学習する力を子どもたちに
身につけて欲しいと思っている人が
世の中で私１人だったら、
塾業界のこういう在り方を
”そのままでいいじゃん”
”ビジネスだし”と
思っていたと思います。
しかし、
私が4,000人以上の保護者の方と面談し、
聞こえてきたのは全く違う言葉でした。
成績を上げたいというのは
表面的な話であって、
より切実な願いは
やればできる！という成功体験を積んで欲しい
自分で考えて行動できるようになって欲しい
夢を見つけて、夢に向かって努力できる人になって欲しい
そして、
幸せな人生を送って欲しい
成績が上がらず困っている保護者も、
医院をついでもらわないと！と頑張っている保護者も、
毎日習い事や塾の送迎に明け暮れている保護者も、
みなさん突き詰めていくと、
わが子に幸せな人生を送って欲しい
という願いにいきつくのです。
もし、皆さんが
お子さんに幸せな人生を送って欲しいと
お考えなら
自分で自分を幸せにする方法
を子どもに身につけてもらわなければ
なりません。
幸せになるには、どのような力を
身につければ良いのか？
幸せになるための条件として、
すでにわかっていることがあります。
自分が生きていくための収入も
幸せと関係していますが、
ほかにも
・誠実性
・自己コントロール
・レジリエンス
・自己効力感
・やり抜く力
・時間的展望
といった、
非認知スキルが高いほど
人は幸せになることがわかっています。
では子どもたちは、
この力をどこで身につけるのか？
熱中しているスポーツがある、
大好きな趣味があるなら
それを通して
幸せになる力を身につけても良いです。
しかし、
万人に開かれているもの
それが「義務教育」であり
「中学・高校・大学受験」という
人生の試練です。
受験という人生の試練を上手に使って、
自分で自分を幸せにする力を身につける。
そのためには、
ただただ
人から言われた勉強だけをやるのでは
不十分なのです。
日々の学習を
コーチと共に進めれば、
自分で目標を決めて、
そこに向けて
自分を律して
適切な努力ができる人に
なることができます。
実際におうち受験コーチングを受けた方から、
こんなメッセージもいただきました。
ーーー
今も親子で
「コーチはこういうときなんて言ってたっけ」と
思い出すことが度々あり
本当に学習の進め方の肝を教えて下さったんだな、と
今でも感謝に堪えません。
おかげさまで高校1年生の時はクラスで上位の成績を取り
高2の今は理科系のクラスになって物理を選択、
物理は学年一位の成績を取りました。
英検も準2級に受かり今2級を目指しています。
中学の時は平均以下の成績だったのですが、
毎日の学習習慣をつけていたお陰だと思っています。
とにかく学校がとても楽しくて
張り切っているので、
子どもに合った学校に行けたんだな、
良かったな、という思いでいます。
（小６〜中２の時にご利用いただいた方）
ーーー
学習方法は、
一度身につけてしまえばなくなることはありません。
目の前の成績を上げるという
対処療法も時に必要ですが、
将来を見据えて、
本当にお子さんの財産となる知恵とスキルを
身につけさせてあげてくださいね。
普段忙しいお子さんも、
夏休みはチャンスです！
週１回〜のコーチングセッション で
これからの学習を変えていきましょう。
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少しづつでも、前に進めたらいいなと期待しています。
子供の前に、自分のタイプがストライク過ぎて笑いが止まりませんでした。
調子が良い時悪い時でも傾向があるというのも面白く、それを知って自分を客観的にみられると良いなと思いました。
私から見た子供が思いもよらないタイプで、しかも私と一緒(笑)
これからの子供との時間が楽しみです。子供の反応や考えなどが面白く楽しく見えてくると良いなと思いました。
少し教えて頂いただけでは忘れちゃうし、色々な子供の顔が見えた時どうなのかな？というのを深められるように勉強したくなりました。
調子が良い時、悪い時にどんなタイプが出てくるのかがわかったので、様子を見ながらストレスを抱えてるようであればフォローしていきたいと思いました。
娘の特性がわかったので、今までなんでそうなの？もっとこうすればいいのに！と思っていたところは、自分の考えを押し付けすぎないようにしようと思ったのと、これからは娘のことを以前よりもう少し客観的に見てあげられるような気がします。
いつもこちらで話をさせて頂くことで、親の心が安定し、自分の位置を確認できる気がします。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。