いくつか連絡をとった帰国子女塾。
「帰国子女じゃない方には厳しいです」風な返事で、数か所は心が折れて、その後連絡はしませんでした。
残ったふたつ。
面談までこじつけました。
ひとつ目は、前述のように、英検攻撃にまけて断念。
とまで言ってくれて、私も心が浮き立っていました。
ライティングの体験もさせてくれるというので、入塾するつもりで向かいました。
授業のおわった太郎から、プリントをみせてもらい、わくわくしながら内容をチェック。
太郎も、私が教えた英検の(堅い)定型文をつかいながら、がんばって書いていて感動しました。
ですが引っかかるのが、私が教える以上のフィードバックをもらえていないこと。
「ここはこういう書き方のほうが自然だよ」とか「ほかに具体例として、こんなことが言えるよ」などの指摘はなく、期待するものではありませんでした。
そして、初回の体験授業から気になっていたのが、担当のネイティブの先生の、なんともつまらなそうなクールな姿勢..
英会話スクールのように、「ピエロ」的な盛り上がりは必要ないですが、もう少し抑揚がないと、太郎もつまらないだろうなと思いました。
「ネイティブ」という言葉は、なんとも素敵で、憧れの対象となるのは、日本だけではないと思います。
しかし当然といえば当然ですが、「ネイティブ」だからといって、よい先生とは限らず、太郎とおうち英語を歩むなかで、悲しい思いもしてきました。
太郎とも相談し、帰国子女塾には、どこも入塾しないことに決めました。
そして現在、ライティングは、オンライン英会話の先生にお願いしています。
トピックをひとつ、あらかじめ探しておき、トピックに関係する記事や例文もコピーしておき、週末に太郎といっしょに書き上げます。それを週明けのオンラインレッスンで、いつもの先生に添削してもらうことにしました。
オンラインレッスンだと、横でいっしょに受けられるため、私から「ほかの表現はないか」や「先生だったらどう書くか」など聞きやすく、太郎も慣れた先生なので楽しそうにしています。
なかなかユニークなことを書くので、おもしろいです。
「学校給食は無くしたほうがいいか?」のトピックに
「Yes. Because it violates children's freedom of choice」
と書いていて、やさいが苦手な太郎だから出てきた意見だなとおもいました。
それも、太郎と一緒にやっているから得られる経験で、今のところは満足しています。
しばらくこの方法でやってみて、発展的なことが必要になる段階にきたら、もう一度かんがえてみたいと思っています。