唐の時代の詩人盧仝(ろどう)の茶詩 | おうちde中国茶

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中国茶・台湾茶で癒されている日々のこと、身体にも心にも良いお茶のこと、「おうちde中国茶」について書いています。



中国茶の勉強をしている中で、唐の時代の詩人盧仝(ろどう)が作った『筆を走らせ孟諫議の新茶を寄せるを謝す』が私にはとても印象的でした。皇帝に献上されたのと同じ極上の新茶が、友人の孟諌議より届けられ、盧仝がそのお茶をいただいたときの心を詠んだ「七碗の句」です。茶詩としても長年伝えられた名詩です。

内容は

このお茶を飲むと、
一杯目で喉が潤い、
二杯目で孤独を忘れ、
三杯目で(感動の)言葉が腸まで流れ、
四杯目で汗とともに日頃の鬱憤が体から発散し、
五杯目で全身が清らかになり、
六杯目で仙人のような気持ちになり、そしてついに
七杯目で無我の境地に達し、仙人が住むという蓬莱山まで風に運ばれていきそうな気持ちになる

というもの。
この詩とともに蓮の花を描いてプレゼントしてくれた義母には本当に感謝しています。

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