オリンピック、3位と4位の差・・・・・・・。 | おうちカフェ此処coco

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2011年3月に、32年の教員生活を終え早期退職。
10月にオープンして、5年10か月。今年の8月10日に閉店!
専業主婦になりました。

前回のソチオリンピック。

ちょうど、うちのおばあさんが入院してた時と重なっていました。

いつ容体が変わるかもしれないということで、

10日ほど、私が夜もそばに付いていた時でした。

 
早朝、4時前だったと思いますが、
看護婦さんがいつもの通り、体温・血圧を測りに来られました。
まあ、当然目が覚めて、
「あ、そやそや沙羅ちゃんどうやったかなあ?」
そうです、たしか同時間にはジャンプの高梨沙羅ちゃんが飛び終わって、
結果が分かるころだ!」
と、おばあさんが眠っているのを確認して、
テレビ(NHK)をつけた。
と、女性のアナウンサーがなんとも暗い表情でしゃべっていた。
「金じゃあなかったのか?銀?まさか銅?」
と、アナウンサーを見てると、
「期待された高梨選手は、4位でした・・・・・・。」
その時、ホントのこと言うと、
「うそー。何やってたんむかっ
と、怒ってた。
 
今回のピョンチャンオリンピックは、
今までないないくらいゆっくり見た。
高梨沙羅ちゃんが出た、女子のジャンプ。
放映権のせいで深夜12時放送。
その日は眠くて、主人に任せて先に床へ。
うとうとしながら、「沙羅ちゃん銅やった。よかった。」
という主人の声を聞き、眠りに落ちる。
次の日の朝6時、すぐにテレビをつけると、
ちょうど銅が決まった瞬間の沙羅ちゃんが映っていた。
目にはいっぱいの涙をためながら、
沙羅ちゃんは、
応援してくれた人たちに対する感謝を語っていた。
 
その様子を見て、
その瞬間にやっと気づいた。
「この小さな体で、4年間、どんなにか辛かっただろう。
大変だっただろう・・・・・・・・笑い泣き
いろんなことを言われ、
ものずごいプレッシャーの中で、戦い続けてきただろうこの4年間。
4年間はあまりにながーいプンプン
その無責任な一人に私もいたことを、
深ーく恥じ入った瞬間でした汗
 
オリンピックを目指す数々のアスリート。
当然国内ではほとんど敵なしの一位、二位の選手たち。
彼らが世界で3位以内を、目指すのがオリンピック。
この熾烈な闘いは、身体と心の闘いだ。
その大変さのほんの少しを、
この舞台を観戦するだけで感じる、私たち観客。
たとえ20位以下でもオリンピックに出られたというだけで、
恥じることはないと思うが、
メダルをもらった選手と、4位以下の選手がテレビでの扱われ方は、あまりに違う・・・・・・・・。
それがオリンピックと言われたら、返す言葉がないが、
明日の日本の冬の競技の進歩ために、
4位以下のみなさんも、
頑張ってください金メダル銀メダル銅メダル