介護からの卒業! | おうちカフェ此処coco

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2011年3月に、32年の教員生活を終え早期退職。
10月にオープンして、5年10か月。今年の8月10日に閉店!
専業主婦になりました。

「介護からの卒業式」
昨日の夜、夕食の支度をしながら
「NHKのクローズアップ現代」を見ていると、
そんなシーンがうつし出されていた。

介護が必要になった人に対して、
「なるべく優しく、できるだけ世話をしてあげる。」
という接し方がいいと考え、すすめていくと、
介護度はドンドン進んでいくことが多いという。
結果、地方自治体の財政を圧迫。
介護を受けられない人が増加、という悪循環が・・・・・・・・。

TVでは、介護を受けている人が、
介護をしてもらわなくてもいいような生活を目指す

という取り組みが紹介されていた。
「正にその通り

と納得したのは、御年86歳の母のこと。

土・日は「母の日」でもあり、久しぶりに温泉に連れて行った。
「温泉はいいねえ。」と、大きな湯船につかりながら、
母が喜んでくれてホンマ良かった・・・・・・・。
で、次の日は当初私が実家まで送る予定だったが、
用事が出来てしまい、
「ついでにもう一泊、ゆっくり妹のとこに泊まってもらおう!」
と、一人暮らしの母が喜ぶだろうと二人で相談をした。

が、どうも、家に帰りたくて仕方がない様子。
結局、妹が日曜の夕方に送ってくれたのだが、
理由は月曜に分かった。

月曜はいつもの通り、
永源寺診療所でリハビリを受けるというので、
いつも通りお迎え。
その後は、
前からの約束通り、苗を買いに寄った。
買ったのは、
なす、きゅうり、おくら、ゴーヤなどの夏野菜。
そして何種類かの花の苗も。
母は、実に楽しそうに選んでいる。
「もうこれ以上車に載らないよ!」と言うまで。

畑仕事は、一人ではとても無理なので、近所の、
もう少しお若いおばちゃんに手伝ってもらっているのだが、
母も立派に参加してて、
出来たら無農薬の野菜を我々に食べてもらおうと、
その世話がホントに生きがいになっている。


苗を植え付けるのには時期がある。用意もいる。
だから母は、どうしても日曜には帰る必要があったのだ。

去年の夏から秋にかけて、
母が続けて風邪をひいたことがあった。
その時、妹か、うちに引き取ろうかと考えたが、
主治医の花戸医師は、
「お年寄りはなるべく環境を変えない方がいいです。
やりたいことを、やりたいようにさせてあげることが、
ボケずに元気に長生きするコツです。」
とおっしゃってたが、今回のことでも、
「正にその通り。」と思う。
母は、
「土曜は温泉を楽しんだが、
日曜には帰って、月曜はいつも通り診療所でリハビリ、
その後は苗を買いに!」行きたくて仕方がなかったらしい。

お年よりは、介護されたくてしてもらってるわけではない。
介護度も進めたくて進んでるわけではない。
「誰にも迷惑をかけずに生きがいを持って生きている。」
そんなプライドが元気の源になっている気がする。